第251話 9/19 最終回

よし!


『高い城の人』のドラマ版は私はついに読み終わった。評論区のネットユーザーはこのドラマの結末に対して特に満足していない。しかし、中国国内のドラマに比べて、このような結末は明らかに悪くありません。


特にこのドラマの素材は、本当に魅力的です。過去には、大日本帝国とナチス・ドイツが第二次世界大戦で勝利したことがどんな結果になるか、誰も考えていなかった。太平洋は日本の?アフリカ全体がドイツ?アメリカを2つに分ける?想像もできないほど大胆な発想だ。


ただ、戦争は戦争であり、日本やドイツが第二次世界大戦で勝っても、その支配力は維持できないかもしれない。日本は最終的にアメリカ西海岸から撤退し、ナチスの北米地域の勢力は独立した。


このドラマで一番驚いたのは……抵抗組織の武器はなんと中国制!!!それもそうだが、ドラマでは日本の米軍撤退の理由も説明されているし、中国の抵抗組織はすでに日本本土に脅威を与えている……

北米統治を維持し続けるなら大きな代価を払わなければならない。


ドラマの中でもう一つ驚いたことがあります。太平洋を支配した大日本帝国が、エネルギー規制に苦しんでいるとは……東南アジアやオーストラリアや満洲などで石油や天然ガスは見つかっていないのだろうか?


それ以外。大日本帝国海軍と陸軍の関系は本当に硬く、日本軍部と皇室の関系も微妙……

(日本軍部があえて太子妃を軟禁した)


大日本帝国の天皇に神権が与えられ、日本国民も「天皇万歳」を唱えたが、中国の古代皇帝のように権力を使うことはできなかった。本当に奇妙ですね。


正直に言って、このドラマの中で、私はジュリーアナや他の抵抗組織の人は好きではないようです。私は田上貿易大臣や城戸検事長、スミスのような人物が好きだった……

おかしい。


とにかく。「高い城の人」のドラマ版は、素材はやや敏感だが、それでも素晴らしい作品だ。まったく別の世界を見せてくれた。指導層から抵抗層へ、天皇と帝国の領袖から一般市民へ、それぞれの人物が鮮明だった。このドラマはとてもオススメです。


もちろん、素材のせいです。中国国内ではアマゾンのこのドラマは導入されていないので、海賊版を見ています。(笑)

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