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かろは愐围きゐがりにぅばせばにぅ〃にぬじゎかみぉばかろにゔちがり〃
半ば予想していたけれどやはりこの暗号にもなっていないような文字ずれのメールだった。おれが信じたのだからもうこんな手間をかける必要はないような気もしたけれど、必要がなくてもこの世界の言葉でやりとりしたいような気もした。おれは一度目を閉じて頭の中の何かを切り替えてからこれを読み始めた。見たこともない文字があるし、音読しようとしてみると不思議な語感が新鮮だ。ゃじゅどらゃゅきなどというのは一連ひらがなで読めそうなものなのに読めない。一方で眠ゔなんてのはものすごく眠い時に声に出しそうだしきっと出したことがある。モヽレん亍亻はレモンティかと思ったけれどよく見たらテですらない。しばらくこのでたらめではないのにでたらめを感じる言葉を楽しんでからスクリプトに通してみる。
受診トレイにこれを見つけたときにおれが感じた感情はちょっと簡単には言葉にできない。
もしやとよもやが交差する辺りにまさかとあるいはが手をのばしていて、その真ん中におまえたちからの返信が届いたんだ。
おまえたちはいずれもおれだからおれたちということでいいだろう。おれたちは三人だ。もっといるかもしれないけれどおれが見つけたのはおまえたち二人で、おれを足して三人。
おれは同じ内容のメールを二人のおれに送った。正確には、過去に違うことをやろうとしていたときに作ってあった二つのアドレスへ送ったんだ。そしてその両方から同時に返信を受け取った。驚くべきことに二つの返信の内容はまったく同じだった。
おれがなにをしたいのか。ものすごくシンプルだ。おれはあのときああしていたらいまごろどうなっていたのか、なにを思っているのか、それを知りたいんだ。おまえだって知りたいだろう。
だからメールを送ったんだ。おまえたちとつながるためにだ。
おれの意図がわからないはずはない。なにしろおまえはおれなんだから。
おれは驚いた。あのメールはおれだけに送られたものじゃなかったのか。いや、おれは送信元の送信済トレイも見たんだぞ。
おれはもう一度送信元のアカウントにログインして送信済トレイを見た。今届いたこのメールが送信済の先頭にあり、一つ前に前回のメールがあった。たしか前回のメールを受け取ったあとおれはパスワードを変更したはずだ。しかし相手もおれだからか問題なくログインできているようだ。前回のメールを開いて確認してみるとたしかに宛先には二つのメールアドレスが入っていた。どちらもおれのアドレスだった。このアドレスの向こうにも別のおれがいたとは。おれはもう自分が何を信じているのかよくわからなかった。
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