メモ書きにきっと。

エリー.ファー

メモ書きにきっと。

 本当に大好きな人に、自分の思いは告げられなかったけれど。

 でも、幸せになることはできました。

 それが人生なのかな、なんてことを思ったりもするけれど。

 でも。

 やっぱり告白すればよかったなあ、なんて思ったりはします。

 そういうのが、生きるってことの醍醐味なのかもしれないです。

 なんか、文章が変ですね。でも、そのところは目をつぶってください。

 とにかく、ここで書けることは全部書きます。書かないままというのはもったいないし、これを読んだ人のやくに立てればいいなあ、と思ったりするからです。

 えぇと。

 子どもは二人です。

 男の子と女の子です。

 普通に可愛いです。

 男の子の方が上です。

 男の子なのに凄く可愛いです。

 女装の趣味があっても納得できるくらいです。

 もしも。

 男の子のことが好きだったとしても、それでいいかなあ、なんて思ってます。だって、それってその子のことだし、あたしのことじゃないから。

 いや、あれだよ。別に、突き放してるとかどうでもいいとかそういうことじゃなくて、なんていうか選ぶくらいの自由はあげるべきだろうなぁ、とか。

 うん。

 母親の立場で偉そうにそんなことをね、思ったりしちゃったり、してる感じだったリする感じです。

 なんか、はずかしい。

 えぇと、で、シングルマザーです。

 夫は今、いません。

 子どものためによくなかったから、というのは、あれだね。それは言い訳っぽいか。でも、その、なんていうか、やっぱり子どもに見習ってほしくなかったから、別れました。

 すっごく大変でした。

 もう、結婚を甘く見てた。

 それは間違いない。

 なんだろうなぁ、結婚に夢を見すぎてたからなのかな、そのせいで逆に変な男が好きで好きでしょうがなくなっちゃったのかな。まぁ、こっちにも責任はあると思うんだけど。

 いやぁ、そこは難しいなぁ。

 自分のせいにしたくない、とかじゃなくて、その、そこで責任感じるのは違くない、みたいな。

 でもなぁ。

 めっちゃそういう男に引っかかるってことは、そういうことなのかなぁ。

 反省はしたいんだけど、どう反省すれば分からないし、そういえば、お父さんとお母さん前の家族がいる、とか言ってたからなぁ。

 もう、そういうDNAなのかも。

 うん。

 それでいいや。もう。

 まぁ。そんな感じです。

 色々考えたりするんだけど、その人生ってさ、基本的に上手くはいかないんだよね。なんでもかんでも丁寧にやればいいってもんじゃないし、だからって逆やればいいってことでもないんだけど。

 特に、その、人付き合いとかさ。

 難しいよ。

 それは、もう死ぬまでずっとそう。まだ死んでないんだけど、たぶん、そうなんだろうなぁって、本気で思うよ。

 しょうがないかなぁって、そんなことばっかり。

 いずれ、自分のことを大切に思ってくれる人に出会ったり、それが違うことに気が付いたり、逆に、なんてことのない人だと思ってたのに、大切な人だったりするんだよ。

 そういうもんなんだって。

 それが。

 生きていくことの面白さなんだと思うことにしてるんだ。

 じゃあ、もう、時間もないし、電話、切るね。

 大丈夫、そんな心配しなくても、なんとかなるって。

 そういうもんだから。

 じゃ。

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