第22話 僕がしてあげれること 第二章 完
僕は転校してきた美人な女の子に幼馴染と言われ、観覧車の中で告白をされた。
しかも、南さんは泣いている。
「えっと。その。ごめん。いくつか質問させてほしいな。」
僕は早く答えを言ったほうがいいとわかりながら聞きたいことがあった。
「うん。いいよ。」
涙を拭いながら答えてくれた。
「その、いつから僕の事、好きだったの?」
「そんなの、小学校のときからずっとだよ!
私は泉くんと遊んでても何してても楽しかった。
しかも小さい頃私達、付き合おうねって約束したんだよ...」
南さんが言っていることはホントのことなんだろう。
そして、僕は南さんと幼馴染だったということを忘れていた。
そんな僕にできることは一つしかない。
僕の中で答えは決まっていた。
「うん。僕も、南さんと付き合いたい。
僕も幼馴染と付き合いたいな。」
そして僕はえへへと笑った。
ちょっと照れくさかった。
そして南さんは満面の笑みで僕に抱きついてくれた。
ちょうど観覧車はてっぺんだった。
第三章 完
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます