第18話 過去の苦痛

私は昔から泉君だけど遊んできた。

幼稚園でも小学校でも。

小学校の低学年のときは何も考えず楽しく毎日のように遊んだ。

それでも小学校の高学年になるにつれお互いに男女で遊ぶのが恥ずかしくなっていった。

ある日私はたまたま聞いてしまったんだ。

泉君が放課後、他の男子に私達の関係をちゃかされているところを..

そして泉君は、こういったんだ

「別に南とはそんな関係じゃねえし。

   一緒に遊んでても楽しくないし、」

私はその言葉を聞いてしまってから泣きながら家に帰った。

私は体のすべての水分を使ったんじゃないかというほど泣いた。

泣いた。

泣いた。

泣いた。


私と泉君は、それから次第に距離を置き

全くと言っていいほど喋らなくなった。


私はそんな関係に耐えられなくなって

腕を切った。

切った。

切った。

切った。

自分の体を切っても血が出てくるだけ、

ボロボロになっても何も変わらなかった。

そんな私に嫌気が指して何回も自殺をしようとした。

それでもだめだたった。

「バカだな...私は」


でもある日をきに同じ夢を見るようになったんだ。


それはとてもとてもとても楽しい夢をね...

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