第12話 緊急事態発生
やっとお昼ご飯だよ〜北の国名物のローズアジャのローストビーフもどき!
ローズアジャって高級和牛みたいでめちゃウマよ!
こっちの食べ物、名前は聞いた事ないものばかりだけど、見た目と味は地球と大差なかったの。
「おいひぃ♪んむぐむぐ」
「.......かわい(ボソッ)口にあったようで良かった。この後は俺のべっ「ご主人様ー!!?」なんだ騒々しい。ロールク落ち着け。」
ナイスミドルな執事さんがスライディング土下座の姿勢で扉から突っ込んできたんですけどー(笑)
何この状況.......怖っ。
「申し訳ございません。少々慌ててしまいました。ご主人様、緊急事態でございます!王家から使者が、登城せよとの言伝を持ってまいりました。」
「............俺が王都にいることがバレたか。わかった直ぐに支度を。ヒナ、俺は王城に行く用ができた。終わるまで別邸で待っていてくれ。」
なんかヤバいこと起きちゃった?
ベルたちピリピリしてる。
お城に招かれるっていいことじゃないのかなぁ?
ロールク?さんも何となく心配そう。
「わかっちゃ.......。」
「そのぉ非常に申し上げにくいのですが.......そちらのお嬢様も一緒に来るようにと....」
はぇ?
私も?!
いやいやいやいや聞き間違いだよねぇあは、あはは.......は?
「ヒナも......だと?どういうことだ!」
「それが、お嬢様が転生者だと知られてしまったようで。」
「.......戸籍か。仕方ないか.......ヒナ、俺と一緒に王城に行って欲しい。」
「う、うん。」
なんてこったお城行くことになっちゃったよ(汗)
なんか嫌な予感.......大丈夫かなぁ。
「では私は、ご主人様とお嬢様のお支度の手配を致します。ご主人様も1度別邸にお戻りくださいませ。」
「ああ。ヒナ、王城へ行く準備のために1度別邸に行き着替えるぞ。」
「はーい。」
なんか面倒いことになったぞーはぁ。
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