9月9日 重陽の節句

 今日は重陽ちょうようの節句。菊の花を飾ったり、菊酒を飲んで不老長寿を願う行事です。

 菊の綿(綿わた)というのは、重陽の前日の夜から菊の花に綿をかぶせておいて、翌朝、露や香りがついた綿のことで、その綿で体をぬぐうと長寿を保つといわれています。

 陰暦では9月9日は菊の季節ですが、暦が変わった明治のころからは菊が咲くには時期が早いし、露も下りないので、この風習はなくなっていったようです。



 き : 気にいると

 く : 狂ったように

 の : のめりこむ

 わ : 私はヲタク

 た : 大概にしろ



 先日、TSUTAYAのレンタル110円クーポンをもらったので、小説の参考にしようと軽い気持ちで長編の韓流ドラマを借りて帰りました。もともと韓流ファンで、かなり見ていましたが、日常生活を圧迫するので、しばらくやめていました。でも、その時借りた全16話が発端となり、再び韓流熱が爆発し、更に別の全20話あるドラマを、ここ数日の間に、狂ったように見ました。

 韓流ドラマって、次を見ないと我慢できない造りになっているし、胸キュンやドキドキや、泣きのジェットコースター。疲れるまでやめられず、毎日睡眠不足でした。「人間やめますか? ドラマやめますか?」と自分に問いたい。今日のトップニュースで、人気俳優が大麻で逮捕されたのを見て、韓流ドラマも私にはドラッグに近いわと思いました。

 これだけ何時間も見ていると、頭の中はスピードラーニング状態で「ありがとう」「ごめんね」「大丈夫」「どうぞ」「おいしい」などは、習ってもいない韓国語で浮かんできちゃいます。

 そんな私にいただいた今日のお題。重陽について、実はこの度初めて知ったので調べたのですが、とても素敵な行事ですね。こんな美しいお題に対して内容がアホですみません。

 このお題の御本家、小余綾香さんは、今日の「短歌練習帳『ほぼ日かきつばた』」に、日本における蝶について書いていらっしゃいましたが、韓国では蝶は幸福を表したり、伝説があったり、いろんな意味を含むようです。だから、蝶は韓流ドラマにはよく使われるし、飾りや刺しゅう、装飾などにもよく見られます。拙作、「王様にミルクティーを」の38話の朝鮮王朝シーンでも、燭台の飾りが蝶で、ろうそくに照らされた蝶の影が壁に映って揺れるシーンがあります。

 ところで私、菊のこと等全く知らなかったのですが、今日の朝方、私が見た夢は、ナ、ナント、菊の夢でした。

 家の裏の草むしりをしに行ったら、大きな白い菊と、黄色い菊が一本ずつ生えているのを見つけ、ご先祖様にお供えしよう~と大喜びでボキッと手折り、やっぱり菊は簡単に折れるわ~とホクホクしながら持って帰って生ける夢でした。

 猛暑続きのここ最近、私を悩ませ(?)ているのは、2階の仏壇に供える花。暑くてすぐダメになるので、かわいい花はあきらめて、持ちのいい菊にしています。それでも頻繁に取り換えるので冬よりお金はかかります。お庭で花を育てたら経済的かしら~なんて考えていたので、こんな夢を見たのでしょうか。それにしても、夢といい、大麻といい、蝶といい、あまりにタイムリーにネタがもらえたので幸せな気分になれました。

 最後に、ここで皆様に誓います。今3話目まで見ている、パク・ヒョンシク(←大好き)出演のドラマを見終わったら、しばらく韓流ドラマを絶ちます~!(すぐにやめんのんかい~!!!!)



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