第4話 キャラメルマキアートとダイエット

{Thanks!:齋藤瑞穂様}

{テーマ:キャラメルマキアート}


私はキャラメルマキアートと共にダイエットする。

え、何かおかしい?

いや私にとって、キャラメルマキアートは欠かせない。


分かっている。

そのキャラメルマキアートをホットか何かのブラックコーヒーに替えれば、もっと痩せられるんじゃないか、って。

でも、私はキャラメルマキアートと共にダイエットする。

そう、キャラメルマキアートと共にでも、少しずつならダイエットできる。


私はとにかく、キャラメルマキアートが好き。

周りの人はみんな思うはず。

「私にホットのブラックコーヒーは似合わない。」…って。


…中には私のことが嫌いな人もいるだろう。

まあ私は存在感が薄い。

いてもいなくても変わらないように思っている人もいるだろう。

まあとにかく薄いのだ、私は。


そのくせ私は寒くなってくると太りだすし…私にいいことなんてあるのだろうか?

でもそんな私だって仕事はする。

私の仕事は…、必要な人には必要なのだ。


そう、世の中に必要な私の仕事…、この前ある女子高生が病気になった。

だから私はその女子高生の看病をする。

「早く元気になって…!」

必死な私の思いは通じただろうか?

私は痩せる思いで看病をする。


そしてその女子高生は回復した。

「良かった…!」

私は心からそれを喜ぶ。


そして…、後で分かったことだが、その女子高生もキャラメルマキアートが好きらしい。


女子高生:「すみません。キャラメルマキアート1つお願いします!」

「あ、【氷】は抜きで!」


(やっぱり【氷(わたし)】は嫌われた…。)  (終)

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