美術高校生の日常
西野悟
第1話クラス発表
俺は浅井忠義高校2年生だ
俺は今とある美術の学校に通っている
俺は中学の頃将来の夢もなくやりたい事もなかった。勉強もそれ程得意じゃなかったから
名門校に入る事も出来なかった。
正直何も考えてなかった中学時代殆どが適当だったからか特に武器になるものはなかった
唯一俺が頑張ったのは中学の頃楽そうだからって理由で入った美術部だけ、傍から見たら真面目だったらしく・・・
「おい、浅井お前今のところ行ける高校は、与謝野美術高校しかなさそうだぞ。」
「もしこの学校に行くなら先生、推薦書書くぞ。」と担任が言うからこの学校に来た。だからと言って全くもって美術には興味がない訳では無いほんの少しくらいならある。だが最初にも言ったように俺自身目的がないから1年の頃は同じゲームの好きな友達とかと遊んだり少し勉学に励んだりバイトをしたりなどしていた、そしたらあっという間に高校1年が終わった。
と自分語りをしているのは結構精神的に来ているからでもある。さっき言った友達がほぼ全員俺と違うクラスに行った。
そして唯一の友達が・・・
「ど〜したの〜そんな物思いにふけって?」
「なんでもねぇよ」
「またまた〜嘘は行けないよ〜」
とこんな感じの、のほほ〜んとしたやつ
「嘘なんかついてねぇよ」
「またまた〜」
「うっさい」
「も〜つめたいな〜」
コイツは幸坂 春好名前的には女子っぽいが根っからの男子だ髪は少し長めで目に少し掛かる位でいわゆる陰キャだ。
なんで俺がこんな陰キャと友達かと言うとお互い地元が近く一緒に帰る事が多く話していくうちに仲良くなっただけで大した共通の趣味もない、本当に友達かって言われると微妙だだが悪い奴ではないのは保証できる。
そして今はこいつのグループに入っている
まぁ高校でボッチよりかはマシかと思ったがこいつらの話がコアすぎてついていけない
そもそもこの学校の生徒は少し変だ本当に何を考えてるのかが分からない事はよくある
そして何よりこの学校に通っている奴らは
何故か凄いやつが多い。
「おい、何ボーッとしてんだ次の授業理科室だぞ」
「あっうん今行くよ浩介」
コイツは浩介見た目は髪を金髪に染めててピアスをつけている見るからにDQNだが
根は真面目で面倒見が良くってとっても良い奴だだが何故あの春吉とも仲が良いのが疑問だDQNと陰キャ全然違うタイプだがものすごく仲がいい
「おいお前も行くぞ颯太」
「・・・・・・・・・・・・・・・」コク
「相変わらず無口だな」
「そんなことない次は理科室だよね」
「そうだけどよ〜もっと元気だしてこうぜ」
「?これでもテンション高い方なんだけど?」
「颯太はこれで高めなのか!?」
「それよりもちゃんと朝食べてきたのか?」
「うん…ちょっとだけ」
「しっかり食えよな」
「・・・・・・・・・・・・うん」
それよりも驚いたのが春好がまさかプロの漫画家らしいことだ・・・・・・・・・
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