第14話センターラムーン
この美しい女、センターラムーンはひっそりと森の中で暮らしていた。人に会わなくなって何十年経過しただろうか?センター自身も分からなくなった。かつてデビルサーガと戦った仲間を思い出す。そして恋した剣士。最後まで想いは伝えなかった。その剣士にはいつも隣に強くて美しい女が笑顔で存在したからだ。あの2人は風の噂では結婚し子供を授かったらしい。
センターは、自分の体に衝撃を受けた。これは、センターが魔法で作った魔法陣を誰かが破った証拠である。デビルサーガか?センターは杖を手に取り家の外に出た。そこにはサギリーウットかつての仲間であり大魔法使いと呼ばれた男が立っていた。「センター久しぶりだな。」「本当に。」センターは、声が震えていた。サギリーの後ろに見えるはあの2人だった。生きていたのね。いや、しかし若すぎる。
「センターびっくりしてるな?」サギリーが言った。
センターは、魔法使い、剣士、妖精を家の中に招き入れた。「魔法陣を破ってしまってすまない。探すのに苦労した。」サギリーは少し照れたように言った。昔、サギリーはセンターを好きだったのだ。「ごめんなさい、サギリー見つけてくれてありがとう。」「単刀直入に言う仲間になってくれ、もう一度デビルサーガを倒しに行く。そこでセンターが必要だと考え探していた。」センターは、そう言われると予想してたように「分かったわ、わたしに出来る事はするわ。」と答えた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます