フライは、伝説の剣ドラゴンーフィラをイザベラから受け取った。城は、宴会騒ぎだった。「イザベラ、この剣もらっても良いのか？」フライは、元気になったイザベラに聞いた。「ああ、フライにプレゼントする。明日からパクト勇者学校に通ってもらう。」「ああ。」何故かフライは上の空だった。イザベラは、ドレスを着ている。「どうしたフライ？たくさん食べてたくさん飲んでくれ。」「ああ。」女は不思議だ。格好が変化しただけで‥‥。

大宴会が、一週間続いてフライはパクト勇者学校に通う事になった。そしてその日に卒業した。イサベラの所にパクト勇者学校の教師が来て「イザベラ様、すみません。」「どうした？フライが問題でも起こしたか？」「いえ、フライはすでに勇者S級レベルです。教える事はありません。」やはりとイサベラは、思った。

夜、夕飯を食べているとイザベラがフライに学校はどうだった？と聞いた。「いやー入学して卒業になって意味が分からんよ。」フライは、大きな体の割に痩せていた。「凄い事じゃない。」イサベラは、笑顔で言った。「そうかな？」フライは、不思議な顔をした。フライにはイサベラに何かを感じていた。しかし、フライには説明出来ない。