第86話 総括
戦闘後ドロップを回収した。
魔法補助の世界樹の木より作られた杖7本
何かの能力付与されたブーツ12足
世界樹より作られしホーリーボウ
魔石
こんな感じだった。
聡太「よし皆集まってくれ。総括をする」
皆を見渡し
聡太「まず怪我をした者もいるが、治療も終わり全員が無事だ。それが一番大事なんだ。良く頑張ってくれた。総括をするが、ユキリンは俺が指揮を変わるまで良くやっていてくれた。ありがとうね。俺がもう少し早く変わっていれば良かったのだけど、いきなりにしては上々だったよ。皆自分の仕事をちゃんとしたしね。モナは身を呈してリーナを守ってくれたな。あれが無ければ死んでいたかもだからね!そして課題も出た。この後の階層では俺の力を抑えずにガンガン使っていくよ。それと防御力が余りに脆弱だった」
皆が頷いている。
聡太「モナは腹を刺されたし、ミーコは一発で戦闘不能だった。そこでそろそろ20階層で出たボスドロップを配る。多分皆のがある筈だ。服だよ。デザインも独特だが何気にある程度の鎧より防御力が高いんだ!取り敢えず各自のを確認して欲しい」
服を並べていく。
皆間違えずに己の服が分かったようだ。
モナのは薄いしスルーの天女の衣で、基本ビキニアーマーの補助を担うが、スケスケでネグリジェにしか見えない。早速着るとエロさ倍増だ。但し当人は気に入っている。
次にトレジャーボックスを出して、大量の武器を出す。好きな獲物を持って行かせる。
俺は相変わらずブロードソードだ。モナは魔鉱石で作られた剣だったのでミスリルの剣に取り替えた。これで防御力も攻撃力も格段に上がる筈だ。
今出たブーツも並べたが皆迷わず己のを持っていく。
そして今日は51階層の入り口で野営だ。野営の準備をし皆にシャワーを掛けて上げて食事を出してジゴロはダンジョンを引き上げていく。
ダンジョンを出ると早速尾行された。モナの言う通りだ。
リリアとエミリーに必要以上にイチャイチャするように言ってある。
ギルドで換金とドロップの杖を一本売却に行く。ダンジョンで出たドロップの中で必要な本数より多かった杖を武器屋で売る。本当はしない行為だが、一般の冒険者は余剰武器は売るものだ。
そうやって偽装の動きをして帰宅した。モナはしきりに剣を見つめている。余程嬉しかったのだろう。
そういえばこの2日モナにデコピンをしていない。俺はついついデコピンをし
モナ「はう!な、お師匠様!私は何かしでかしました?」
聡太「ああすまんすまん。この2日デコピンをしてなかったからついつい。ははははは」
モナ「そ、そんな酷いっす」
聡太「悪い悪い。でも今日は助かったよ。おいで!」
モナが俺の目の前に来る。見た目だけは俺の心を昂ぶらせるいい女なんだよな!ついつい見とれていて肩を抱きおでこにキスをする。
モナは涙を流して喜んでいた。
そうやって労って上げて今日を終わるのであった。
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