第49話 結婚しました

 いきなりだが朝だ。

 隣には裸のリリアが寝ている。愛おし存在だ。


 リリアが目覚めたのでキスをし


 聡太「体は大丈夫か?」


 俺はシーツに着いた今度こそ本物の染みを見続け話すと


 リリア「やっと貴方の伴侶になれたのね!ちょっと、違和感があるけど大丈夫よ。改めて宜しくお願いします。リリアは生涯貴方だけを愛する事を誓います」


 聡太「俺も愛しているよ。俺はエミリーやおそらく美菜という女性も娶ると思うけど、それでもリリアを愛しているんだ!こんな俺だけどついて来てくれるか?」


 リリア「はい。リリアは聡太さえ居れば良いの。この世界の仕組みから貴方のような勇者を一人占めするのは犯罪と同じなのよ。だから他の女性を娶るのは当たり前だけど、変な女には引っ掛からないでね」


 倫理観が違うから、世界の理が違うからだが、俺は少なくとも二人の妻がいる。まだちゃんと宣言していないな


 聡太「今日ギルドマスターに宣言してこうな。改めて俺と今結婚してくれ!」


 リリア「ストレートね。はい!だ・ん・な・さ・ま!」


 そうして結婚をした。


 決断したのには、一つに避妊の方法を教えて貰ったからだ。きのう、帰り掛けにギルドマスターに、まだエミリーを抱いていない理由を聞かれ、父親になる覚悟がまだないのと、城の問題があるから、妊娠すると命に関わると話すと、生活魔法の一つにナイトライフというのがあり、数時間妊娠しなくなるのがあると教えられたからだ。


 これで心身共に深い繋がりが出来る。特にエルフと契りを交わすと念話が出来るからよりあいを深められる筈だ。


 身支度をして、朝食を食べ買い物に行くのだが、今日はリリアは一人で泊まると言う。明日朝迎えに行くのだ。つまり、今日はエミリーとエミリーの家で過ごす。まあ、彼女とやることをやってこいという感じだ。そんな配慮が嬉しかった。


 宿舎に行き、エミリーを迎えに行く。

 リリアを一目見たエミリーは


 エミリー「リリア、おめでとう」


 何故か分かったようだ。


 リリア「エミリー、ありがとうね。貴女も私も今日からちゃんと褄になったのよ。今日は私はホテルに泊まるから、頑張ってね」


 エミリーは嬉しそうに返事をしている。


 改めてエミリーに今すぐ結婚をといい、結婚した。


 そしてギルドマスターに宣言をしたのだった。

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