Lost Boy-再演-/ホテル探索

調べようと思えば探索できるものはたくさんある。


伝えること

・今の時間を24時として、朝9時にサトルが戻ってくること

・最低4時間寝ないと次の日の技能にマイナス補正がかかる。つまり、探索は5時間できる。


二人ずつ時間を分けて睡眠を取り行動することで混乱を避ける、等の方法が取れるがこれは探索者の自由。あまりに混乱する場合のみ誘導する。

このシーンでPLが抜ける場合、PCは寝ていることにする。

【取り敢えず、何でも言ってみるといいよ。】と促す。




ダブルベッドが二つ、ソファ、テーブル、テレビ、コンピュータのようなものと、それを置いたデスクがある。壁掛け時計とカーテンの閉められた窓もある。





窓→

この部屋は最上階にあるようだ。

窓から見える景色の中に人は居ないが、一つだけぽつんと白い点がゆらゆら。タイミング的にサトルだと分かる。

※白衣の白はよく目立つ。この街は治安が悪いので執政組織の研究者だとアピールをして自衛している。



監視カメラ→

無し。



ホテルのパンフレットを探す→

探索者はそれを一階で見かけている。



部屋の中にある文字→

室内に案内板のようなものがある。そこに書かれた文字が目に入った。

リアルINT、もしくはアイデア÷5。分かる分からないに関係なく、真剣に推理するならゲーム内時間で2時間かけてもらう。

5ysoyr (えんとらんす)



ベッドの下→

エッチな本がある。文字は元の世界のものなので、言語学習には役立たない。

※言わゆるギャグ要素。かつての仲間(今はラボで脳缶になっている)が所持していた物。

異世界に転送される瞬間にエロ本を手に持っているのもアレだが、それを大事に保管しているのもなかなか。



テレビに目星→

テレビは薄型、電源をつけてみればデタラメ語ばっかり。番組は探索者の居た世界のように、バラエティやニュースがやっているように見える。







デスク→

鍵がかかっている引き出しが4つある。鍵開け成功で中身を取り出せる。



引き出し1→

コルトM1903という拳銃、マガジン6つが手に入る。処理上は38口径オートマチック。


サトルの服の膨らみを見つけている探索者は、目星+拳銃で、膨らみがコルトM1903より小さいことが分かる。

それに成功したなら更に知識+拳銃でサトルの持っている銃がグロック系列であることも分かる。


〈38口径オートマチック〉

基本命中率(初期技能値)…20

ダメージ…1d10

基本射程…15m

1Rの攻撃回数…2回

装弾数…6発

故障ナンバー…99


※火器の技能ロールが故障ナンバー以上(今回は99、100)だった場合、その銃は発砲されない。オートマチックであるため、るるぶに則って弾詰まりが原因となる。

ラウンドを使って機械修理or拳銃技能に成功するまで、あるいはその結果ファンブルで銃を壊してしまうまで、発砲できない。


銃を持つことにしたものの銃技能がない場合、他の銃技能や高めの写真術(ピントという名の照準を合わせる、など無理矢理)によってプラス補正をかけられる。

体術のように、他の戦闘技能が高い場合には声をかける必要はない。非戦闘員のサポートに留める。



引き出し2→

サバイバルナイフが手に入る。

柄からは、製造元がアメリカであることが分かる。処理上は肉切り包丁


〈肉切り包丁について〉

基本命中率(初期値)…25

ダメージ…1d6+db

射程…タッチ

1Rの攻撃回数…1回

耐久力…12



引き出し3→

何かの切れ端。

目星÷2で非常に古い紙だが何かの地図かもしれないと思う。もしくは地図のような模様である

考古学をすれば、何世紀も前に作られたものであると分かる。またそんな古い紙が雑な管理でここまで残っていることに違和感を覚えるだろう。特殊な材料が使われているのだろうか?



引き出し4→

栓をされた液体入り試験管が入っている。


試験管→

薬学…奇妙な液体

医学…奇妙な液体

オカルト…人間の技術で作れるものでは無いと分かる

クトゥルフ神話…大量のグールから肉片の汁を抽出して専門機械にかけることで作られたもの。






〈液体をナイフに垂らす〉

ナイフに刻印が現れる。San0/1

(イス語の刻印)

液体を垂らしたナイフにクトゥルフ神話を振ることで以前より強力になったのが分かる。ダメージ2倍、つまり2d6



〈液体を人間の手に垂らす〉

激痛が走り手にはナイフと同じ刻印が現れ、腕全体に痣のようなもの。

最大HP-1D6、San1/1d4+1、以降Sanチェック失敗時喪失San+1。Pow+3、MPは30分で1回復(つまり常人の2倍)、神話技能+5

※こっそり「治療」「刻印(エンチャント)」「レレイの霧」を使えるようになったと伝える。

(探索者が液体にほんの少し触れるだけにした場合、激痛で液体をこぼしてしまい残りは無駄になる。探索者が受ける効果は半減する。吐き出させるなどした場合も半減する)



〈液体を切れ端に垂らす〉

模様が色濃くなる。これを身につけている間は魔術が使える。

MPは30分で1回復(つまり常人の2倍)、神話技能は増えないが、「治療」「レレイの霧」が使える。身につけている間のみ。



〈液体をその他の物体にかける〉

魔術「刻印」がかかる。MP貯蓄ができるようになり、その物体を使用した攻撃はダメージ2倍に。






コンピュータ→

コンピュータ技能でプラグを発見する。繋げば起動しそうだ。電源を入れればwindows8、つまり元の世界のFujitsu製のパソコンだと分かる。



ファイルを漁る、図書館→

成功…ディスクドライブには暗号化されて開くことのできないものがちらほら。しかし画像ファイルの中からこの辺りの周辺地図の画像を発見。同時にエロ画像も見つかる。

失敗…めぼしいファイルは見つからなかったが、履歴から、最近アダルトサイトを見たことが分かる。ここから(リアル)アイデアで、現実世界のネットに接続できると分かる。



ネットを開く→

YahooとかGoogle(やほーとかぐるぐる)とか見知ったサイトに見知った言語。ニュースを調べればタイムラグはほとんどないことが分かる。大きなニュースはない。



目星→

奇妙なプログラムが動いている。

(元の世界のネットと接続させる為に、未知の言語で色々プログラミングがされている。サトル自身が作ったものかは不明)



周辺地図画像に目星→

成功…地図の中に交通機関がないのが分かる。電車やバスがない。スタート地点の道路も車線や歩道がなかった。

失敗…エロ画像について以下のことがわかる。髪はロングが多い、胸より尻が好き、全体的に女性はクールな印象を与える。

(※これはサトルが忘れてしまった恋人の外見の特徴と一致する。何処かで影を追っていたのだろう)







〈廊下に出る〉

ここは最上階。観葉植物があるくらいの、静まり返った普通の廊下。

観葉植物は元の世界のものと同じに見える。

大体50階建てくらい。







〈一階〉

(1時過ぎなら)先程より人はまばら。



パンフレット→

受付付近にある。

デタラメ文字で埋められている。偉い人の写真にホテルの外観、近隣の地図も載っている。かなり拡大されている為 本当に近くのことしか分からないが、真ん中に□があり此処が現在地なのは分かる。


目星…通常、ホテルへのアクセス方法は最寄り駅等から分かるように書くはず。しかしそれらしきものは無い。

ほてる『みらい』…-w.『noe』



エントランスホール全体に目星→

自分たち以外居ない。1時半以降は受付にも人が居ない。


アイデア→

夜に人が出歩きたがらないのは化け物が出るから。

ということが分かる



外に出る→

電子ロックがかけられていて出れないことが分かる。鍵開け不可。







9時が近付いてきた。外はまだ暗い。

ここでちょっと話し合いを促してもよい。議題は部屋を片付けるか否か、サトルにどのような態度を取るか。







サトルが帰ってくる。

「全員居るみたいだね」


サトルはシークレットで目星を行い、成功すれば隠されていない物は全て見つける。


「あぁ、パソコン見たんだね。あれはボクの改造で元の世界と繋げてある」等。探索したのがバレていることを探索者に気付かせるように。


「そろそろ出発したいから、寝ている人を起こしてくれないかな」


液体を身体に零した人が居る場合、シークレットで目星。成功すればそのことに気付いて話しかける。

「(職業名)さん、その腕の刻印(or包帯)はどうしたのかな」

誤魔化された場合はシークレット心理学。成功すれば更に踏み込んで追及。


「それにしてはご大層な巻き方だよね?」


再び誤魔化されればシークレット心理学を振る。成功すれば以下のように探索者を怖がらせる。サトルのそのPCへの信頼は下がる。


「…まぁ、何をしていたかは聞かないでおくよ。それを突っ込む権利はボクにはないからね。ボクの秘密を聞くなと言ったのに、キミたちの秘密を聞くのはアンフェアだろう?」





上記を終えたら全員で目星→

成功した場合は窓の外を見る。

その時朝の9時にも関わらず外は暗かったが、3秒と経たないうちに明るくなるのが確認できた。目星成功者はSan0/1



サトルに質問する

→「ああ、驚いたかい?この世界の朝と夜の入れ替わりはこんな感じだよ。大体9時と21時頃に、太陽と月が入れ替わるんだ。窓の外を見てみなよ」



窓を見る→

夜は人っ子一人いなかった街には普通に人の姿が確認できる。

「この世界の人間は昼しか行動したがらないからね。さて、ちょうど日も昇ったことだし、行こうか」



パソコンがついている等、片付けきれていない場合は片付けを手伝いながら どこまでPCが探索したのか調べてくれる。

その際シークレットで目星を振って探索者にとって都合の悪い事実に気付くか判定する。



パソコンでエロ画像を見られている場合

→目星に成功すれば、気付く。何事も無かったかのように電源を落として「行こうか」と言うが、サトルのSanが1減少する。

このタイミングで心理学を振れば(重要じゃないのでオープンダイスでいい)San減少に気付ける。

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