Lost Boy/探索1

調べようと思えば探索できるものはたくさんある。

今の時間を24時として、朝9時にサトルが戻ってくることを伝えてもいい。最低4時間寝ないと次の日の技能にマイナス補正がかかる。つまり、探索は5時間できる。部屋を出て探索する場合は4時間前後かけてもらう。

二人ずつ時間を分けて睡眠を取り行動することで混乱を避ける、等の方法が取れるが探索者の自由。

取り敢えず、何でも言ってみるといいよ。と促す。

幽体離脱などの魔法に関してはハウスルールで任意のタイミングで切り上げることができるとしてよい。その探索者には、元々この手の魔法の素質があったのかもしれない。



窓→

この部屋は最上階にあるようだ。

窓から見える景色の中に人は居ないが、一つだけぽつんと白い点がゆらゆら。タイミング的にサトルだと分かる。


監視カメラ→

無し。


鍵が掛かっている引き出し→

有り。鍵開け成功でコルトM1903という拳銃、マガジン6つが手に入る。処理上は38口径オートマチック。



サトルの服の膨らみを見つけている探索者は、目星+拳銃で、膨らみがコルトM1903より小さいことが分かる。

それに成功したなら更に知識+拳銃でサトルの持っている銃がグロック系列であることも分かる。


銃を持つことにしたものの銃技能がない場合、他の銃や高めの写真術(ピントという名の照準を合わせる)によってプラス補正をかける。


パンフレット→

一階にある。


部屋の中にある文字→

リアルINT、もしくはアイデア÷5。分かる分からないに関係なく、ゲーム内時間で2時間かけてもらう。

5ysoyr (えんとらんす)


ベッドの下→

エッチな本がある。文字は元の世界のものなので、言語学習には役立たない。


部屋全体に目星→

引き出しが四つある。


引き出し1→

サバイバルナイフ。

柄からは、製造元がアメリカであることが分かる。


サバイバルナイフ(処理上は肉切り包丁)

初期値25、ダメージ1d6+db、射程はタッチ、1ラウンド1回攻撃、耐久力12


引き出し2→

古ぼけた本。

言語はこの世界の言葉とも元の世界の言葉とも違う、正真正銘の意味不明な本だと分かる。挿絵や図もない。

(亜種ミ=ゴ語で書かれている。本来ミ=ゴは言語を持たずテレパシーでやり取りするが、亜種は大量に存在する。そのうちの一種族くらいはテレパシーが苦手で言語に頼っているかもしれない。)


古ぼけた本にアイデア→

刻印を見た後で本を読めば、本に書かれた文字のようなものが刻印と酷似しているのが分かる。


刻印を身体に宿した探索者が本を読む→

アイデア+クトゥルフ神話で成功。

刻印の為か貴方は魔術への造詣が深くなっている。読めないものが読めるようになってきた。残りの行動時間を全て費やすなら本を解読できる。斜め読み不可


引き出し3→

何かの切れ端。

目星÷2で非常に古い紙だが何かの地図かもしれないと思う。もしくは地図のような模様である。

これに液体を掛けると模様が色濃くなる。これを身につけている間は魔術が使える。

MPは30分で1回復(つまり常人の2倍)、神話技能は増えないが、「治療」「レレイの霧」が使える。身につけている間のみ。


引き出し4→

栓をされた液体入り試験管。


試験管→

薬学…奇妙な液体

医学…奇妙な液体

オカルト…人間の技術で作れるものでは無いと分かる

クトゥルフ神話…大量のグールから肉片の汁を抽出して専門機械にかけることで作られたもの。

この液体がかかると魔術「刻印」がかかる。物に刻印がかかるとMP貯蓄と装甲無視攻撃ができるようになり、人にかかると刻印がかかった物質からMPを吸引できる。


液体をナイフに垂らす→

ナイフに刻印が現れる。San0/1

(イス語の刻印)


液体を垂らしたナイフにクトゥルフ神話→

装甲を無視して攻撃できることが分かる。

(装甲ルールを無くす場合は以前より強力になったのが分かる。ダメージ2倍とか)


幸運…ファンブルで液体を全て自分の手にかけてしまう。激痛が走り手にはナイフと同じ刻印が現れ、腕全体に痣のようなもの。

最大HP-1D6、San1/1d4+1、以降Sanチェック失敗時喪失San+1。Pow+3、MPは30分で1回復(つまり常人の2倍)、神話技能+5

※装甲無視で殴ることはできない。しかしこっそり「治療」「刻印(エンチャント)」「レレイの霧」を使えるようになったと伝える。


コンピュータ→

コンピュータでプラグを発見する。繋げば起動しそうだ。電源を入れればwindows8、つまり元の世界のFujitsu製のパソコンだと分かる。


ファイルを漁る、図書館→

成功…ディスクドライブには暗号化されて開くことのできないものがちらほら。しかし画像ファイルの中からこの辺りの周辺地図の画像を発見。同時にエロ画像。

失敗…めぼしいファイルは見つからなかったが履歴。最近アダルトサイトを見たことが分かる。ここから(リアル)アイデアで、現実世界のネットに接続できると分かる。


ネットを開く→

YahooとかGoogle(やほーとかぐるぐる)とか見知ったサイトに見知った言語。ニュースを調べればタイムラグはほとんどないことが分かる。大きなニュースはない。


目星→

奇妙なプログラムが動いている。

(元の世界のネットと接続させる為に、未知の言語で色々プログラミングがされている。)


周辺地図画像に目星→

成功すれば地図の中に交通機関がないのが分かる。電車とかバスとか。

失敗すればエロ画像について以下のことがわかる。髪はロングが多い、胸より尻が好き、全体的に女性はクールな印象を与える。

(これはサトルが忘れてしまった恋人の外見の特徴と一致する。何処かで影を追っていたのだろう)







〈最上階〉

スイートルーム、廊下、観葉植物。

観葉植物は元の世界のものと同じに見える。


大体50階建てくらい。






〈一階〉

(1時過ぎなら)先程より人はまばら。


パンフレット→

受付付近にある。デタラメ文字で埋められている。偉い人の写真にホテルの外観。近隣の地図も載っている。かなり拡大されている為本当に近くのことしか分からないが、真ん中に□があり此処が現在地なのは分かる。

目星…通常、ホテルへのアクセス方法は最寄り駅等から分かるように書くはず。しかしそれらしきものは無い。

ほてる『みらい』…-w.『noe』


エントランスホール全体に目星→

自分たち以外居ない。1時半以降は受付にも人が居ない。

アイデア→

夜に人が出歩きたがらないのは化け物が出るから。化け物は光に弱いから自分たちを襲わなかった。ということが分かる







9時が近付いてきた。外はまだ暗い。

ここでちょっと話し合いを促してもよい。議題は部屋を片付けるか否か、サトルにどのような態度を取るか。






サトルが帰ってくる。

「全員居るみたいだね」


シークレットで目星。

成功すれば隠されていない物は全て見つける。

「あぁ、パソコン見たんだね。あれはボクの改造で元の世界と繋げてある」等。



「そろそろ出発したいから、寝ている人を起こしてくれないかな」



液体を身体に零した人が居る場合、シークレットで目星。成功すればそのことに気付いて話しかける。

「(職業名)さん、その腕の包帯はどうしたのかな」

誤魔化された場合はシークレット心理学。成功すれば追求。

「それにしてはご大層な巻き方だよね?」

再び誤魔化されればシークレット心理学。成功したならPL全員が言いくるめを振る。失敗の方が多ければ、その人物に不信感を覚えたことをPLに伝える。

「…まぁ、何をしていたかは聞かないでおくよ。それを突っ込む権利はボクにはないからね。ボクの秘密を聞くなと言ったのに、キミたちの秘密を聞くのはアンフェアだろう?」




ここで全員目星→

成功した場合は窓の外を見る。

その時朝の9時にも関わらず外は暗かったが、3秒と経たないうちに明るくなるのが確認できた。目星成功者はSan0/1


サトルに質問する

→「ああ、驚いたかい?この世界の朝と夜の入れ替わりはこんな感じだよ。大体9時と21時頃に、太陽と月が入れ替わるんだ。窓の外を見てみなよ」


窓を見る→

夜は人っ子一人いなかった街には普通に人の姿が確認できる。

「この世界の人間は昼しか行動したがらないからな。さて、ちょうど日も昇ったことだし、行こうか」


パソコンがついている等、片付けきれていない場合は片付けを手伝ってくれる。

その際シークレット目星をして探索者にとって都合の悪い事実に気付くか判定。


パソコンでエロ画像を見られている場合

→目星に成功すれば、気付く。何事も無かったかのように電源を落として「行こうか」と言うが、サトルのSanが1減少する。

このタイミングで心理学を振れば(重要じゃないのでオープンダイスでいい)San減少に気付ける。

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