第26話 ミナモト
ひとっ飛びで踊り場、もうひとっ飛びで下の階、その先の廊下を疾風の様に駆け抜けまた階段へ。
それをどの位繰り返したのか、美味の背中にしがみつき上下に揺すられる道矢にはわからなかった。
巳茅は無事だろうか? 美味の母親とは何者なのか? 自分に何をさせようというのか?
そんな事を頭の中で考えていると、顔に当たる風が弱くなってきたのを感じた。
「む……奴め、ここまでするとは」
立ち止まった美味の呟きを聞いた道矢が肩越しに正面を覗く。
そこには多数の照明に照らされた鍾乳洞の大広間があり、やきそば、フレンチドック、りんご飴、たこ焼き、といった屋台が横に並んでいた。
屋台の中にはねじり鉢巻に半被を着た女子がそれぞれ立っており、一様に感情の無い目をこちらへ向けている。
道矢はその中に見覚えのある顔を見つけた。
美味と二度目に会った後、巳茅が自分に見せた紙に写っていた人型土魚だった。
ドイツのミュンヘンで目撃された彼女がここに居るという事は、人型土魚のアジトはここにしか無いという美味先輩の言葉通りなのかもしれない。
そう思いつつ道矢が背中から降りる。
「私の後ろに付いて離れるな、鳴瀬道矢。おそらくこれは……む!」
いつの間にか学園の制服を着た女子が、困った様な表情を浮かべ屋台の前を歩いていた。
「やきそば?……材料はあるけど作り方がわからないざんすね。フレンチドック? あらあらこれも作り方がわからないざんす。りんご飴、たこ焼き、みんなみんな材料はあるけど作り方がわからないざんす!」
大きく両手を広げた女子がこちらを向くと近づいてきた。
背は小さく、ノブナガと同じかそれ以下。
目は何故か閉じられており、前髪はカチューシャで留められ、襟元に伸びたショートヘアはフレア状に広がっている。
そして口は見事なスマイル形。
この口、頑固で気が強く、寂しがり屋なタイプの口だ。
道矢はそう思った。
「せっかくの屋台が……せっかくの屋台がこれでは悲しいざんすー!!」
突如泣き出した女子が駆出し、美味へ抱き付こうと両手を伸ばした。
「ええい近づくな、母上!」
美味が母上と呼んだ女子の顔面に足の裏をおみまいする。
それに道矢は二重に驚いた。
一つ目はこんな十代前半に見える女の子が美味始め四十人以上の娘を産んだ母親だと言う事、二つ目はそんな母親の顔を美味が思い切り足蹴にした事。
「ふばっ! は、母の顔を足蹴にした! 足蹴にした! 何とまあお行儀の悪い、母は悲しいざんすよ! 美味」
「馴れ馴れしく美味と呼ぶな! 大体何だ、ここの変わり様は? 電気まであるがどうやっている?」
「び、美味が学園という場所を気に入っている様だから、そっくりにしたら喜ぶかなー、と思い娘達を使ってリフォームしたざんす。電気は下僕共に回し車をさせて二十四時間発電させてるざんす」
「そんな理由でこの様に変えたと? ふー……まったく呆れた事をしてくれるな、この母上が……いやこのクソババアが」
「んまーっ!……は、母であるワテクシに向かってク、クソババアだなんて……に、人間みたいな食糧の世界に行ってすっかり不良になったざんすね」
「黙れ、クソババア! 白いシャツに付いたカレーうどんのシミみたいに腹が立つクソババアが! レンゲで上手くすくえない味噌ラーメンのひき肉みたいに苛立たしいクソババアが!」
「あ、あの美味先輩。こ、この方が母親ですか?」
親子同士の口喧嘩を見かねた道矢が恐る恐る口を挟む。
「……む、鳴瀬道矢。そうだ、自分勝手で救い様の無いこいつが母上だ。今はクソババアだがな」
「んまーっ! これで何回クソババアなんて行儀の悪い言葉を使ったかわかってるざんすか? 」
「知るか! それより早く耳掃除をするのだな、もっとこの言葉を聞かせてやりたい、このクソババア、うんこババア、脱糞ババア……」
「美味先輩のお母さん、俺が鳴瀬道矢です。どうか妹の巳茅を返してください!」
美味の言葉を遮り大きな声で割り込んだ。
「ワテクシの名はミナモトざんす。食糧……じゃなく人間、あなたに母呼ばわりされる云われは無いざんす」
「す、すみません」
「まあいいざんす。ところで知ってるざんすよ、ワテクシの娘が大変お世話になりまして、火を通した肉なら食べられるというのを見つけてくれるなんて食糧……じゃなく人間の鳴瀬道矢さんには感謝しておりますざんすわ」
ミナモトが手で口を隠しホホホと笑った。
思いの他好感触と受け止めた道矢が頭を小さく下げた。
「ところで俺に何か用事があるんですか? 出来る範囲なら何でもやりますんで妹を返してください」
「そうだったざんすね。シロウオ」
ミナモトの声に縄を手にしたシロウオが屋台の裏から現れる。
その後ろには両腕と胴を縛られた巳茅。
「ほえー、何の用ですか母上」
「相変わらずトロい娘ざんす。あなたの右手が握ってるのはなんざんす」
「ほえー? 縄だけど」
「キーッ! 縄の先を見るざんす!」
「ほえー! 食糧だ、そうだった私食糧連れてたんだっけ、ほえー」
「これがワテクシの娘かと思うと頭が……」
呆れて溜め息を吐いたミナモトが残像の見える速さで顔を左右に振った。
「あいたっ! ほえ? ほえー、痛い! 痛いよー!」
何が起こったのか、シロウオの眉間から突如血が噴き出した。
眉間にシロウオが手をやった事で、足だけは自由になった巳茅が兄へ向かい駆け出した。
「巳茅!」
「お兄ちゃん!」
互いに駆け寄ろうとした二人の間にミナモトが瞬時で移動した。
「待つざんす。感動の再開はワテクシの言う事を聞いてからにするざんす」
相も変わらず閉じられた目だったが、まるで見えているかの様に道矢と巳茅へ顔を向ける。
「何を聞けばいいんです?」
スマイルな口の両端が更に持ち上がる。
「ここには料理というものが無いざんす。そこで食糧……じゃなく人間の鳴瀬道矢さんにここで料理を作って欲しいのざんす」
驚きの余り言葉が出ない道矢に代わり、美味が怒鳴った。
「クソババア! 何を寝ぼけた要求を鳴瀬道矢にしているのだ。そもそもここには食材が何一つ無いではないか!」
「ホホホホ……そう言うと思って既に食糧界……じゃなく人間界から食材は調達しているざんす。これでそこの食糧……じゃなく人間が料理を作ればここを気に入るざんしょ。全ては美味、あなたの為に母がお膳立てしたざんすよ。だからババアと呼ぶのはお止めなさいな、ホホホホ」
優雅な仕草で口に手を当てたミナモトが雅な笑い声を上げる。
それに美味がまたも怒鳴った。
「気に入るか! クソババア! まったくどこまでお前はトンチンカンな事をやらかすのだ! トーストを味噌汁で食べる位トンチンカンなクソババアだ!」
これにはさすがに怒ったのか、ミナモトが肩を震わせ両手を握り締めるとその場でピョンピョン跳ね出した。
「キーッ! ここまでしてやったのになんざんすかその言い草!! キーッ! もう母は怒り心頭ざんす! 許さないざんす!」
「ふん、許さなくて結構だクソババア。おい、アホウ、ノブナガ」
「へい、姉貴」
「はい、美味お姉様」
「打ち合わせ通り母上の攻撃をアホウが受け止めた隙に私が一撃を決める。動きが止まった所でノブナガのカノン砲だ、わかったな」
「おうっす、俺っちの最強腹筋で止めてやるっすよ」
「わかりましたわ、私の優雅にも荒々しいおならを放出する準備、既に出来ておりますわ」
二人に目をやり頷いた美味がミナモトに顔を向ける。と同時に美味の前歯に衝撃が走った。
それはあまりにも強烈で、彼女の首が後ろに仰け反ってしまう。
クソババアの攻撃!? ぜ、全然見えなかったぞ?
思いながら姿勢を立て直す。
そして口に手をやると、頑丈さが自慢の前歯が一本欠けていた。
「ヴァッ! いてー!!」
声の方に目をやると尻餅を着いた総長が腹に手を当てている。
「ちっくしょー、何だコリャ!? 血、血が出てやがる俺っちの超絶鉄壁腹筋から血がー!!」
「いやーっ!! お、おしりが私のおしりがっ!」
今度はノブナガの悲鳴。
目をやるとノブナガは尻を上に突き出し、うつ伏せに倒れていた。
ミナモトからの攻撃なのは間違いなかった。
ただ手も足も動かさずどうやって攻撃してきたのか美味にはわからなかった。
「ホホホ……ぶじゃまざんしゅ」
手で隠した口から発せられた拙い喋りに、美味はミナモトの攻撃方法を見破った。
「歯を飛ばしてたのか」
「きぢゅくにょが遅いざんすね、美味」
ミナモトが手で隠していた口を大きく開く。
上の前歯三本が無くなっていたが、そこから見る見る新しい歯が生えてきた。
「このっ!」
瞬間移動したとしか思えない速さでミナモトの前に移動した美味が歯を剥きだし襲い掛かる。
その美味の頭部がまたも猛烈な勢いで仰け反り、そのまま弾かれる様に宙を飛ぶと床に背中を叩きつけられた。
「う……ああ、歯が……歯が」
口に手をやった美味がもう一本前歯を失った事に驚愕の表情を浮かべる。
そこへミナモトが美味を上回る速度で移動し、仰向けに倒れている美味の前髪を掴んだ。
「うあっ!」
「そこの肉を持ってくるざんす!」
人型土魚の一人が屋台から棍棒の様な焦げた肉片を手にすると、素早くミナモトの横に移動しそれを差し出した。
「美味、これを喰うざんす!」
前髪を掴んで持ち上げられた顔に、焦げた肉片をミナモトが押し付ける。
「む……これは人間の肉……」
「ちゃんと焼いてあるざんすよ、さあ安心して喰うざんす! 後継者になる者は人間を喰うものざんす!」
押し当てられた肉片から懸命に顔を背ける美味。
「く、喰えるかあ!……喰ったら……私は鳴瀬道矢に一生顔向け出来なくなる! それだけは……それだけは絶対に嫌だ!!」
「キーッ! まったく頑固な娘ざんす! ハアハア……だ、だからこそ後継者にしたいざんすけどね」
肉片を美味の顔から放し、肩で息をするミナモトが立ち上がった。
そこへ眉間の血が止まったシロウオが傍らに来た。
「ほえー、母上、これでも食べて落ち着きなよ」
両手一杯に掴んだフレンチドックの材料であるウィンナーを一つ差し出した。
チラリとそれに目をやったミナモトが忌々しい表情で払いのける。
「食糧のエサなんか喰ってんじゃないざんす、キーッ!」
回転しながら宙を舞ったウィンナーが道矢の前に落下すると、数回跳ねて両足の間で止まった。
パンッ!
ライトアップされた鍾乳洞に、手を叩く音が響き渡った。
その音に、疲れきった巳茅の顔色が変わる。
あぐら姿で腹筋の止血をしていた総長の顔色も変わった。
「な、鳴瀬道矢……」
前歯が欠けた美味の視線の先には、どす黒く濁った目をした道矢の姿があった。
「あの……あのですね、これ落としましたよ」
地面から摘み上げたウィンナーをミナモトに向ける。
閉じられた目でじっとそれを見ていたミナモトがいかにもバカにした顔でホホホと笑った。
「食糧が自分のエサを持って何訳のわからない事言ってるざんす。そんなエサ、ワテクシに向けるなざんす」
「あれえ? おっかしいな、これウィンナーっていうミンチ肉を腸詰めした立派な食べ物ですよ。それをエサって、あれれえ?」
ウィンナーを向けたままフラフラと危なげな足取りで近づいてくる道矢に、ミナモトが険しい表情になる。
「いい加減にするざんす! この食糧風情が!」
口の中で前歯を一本折ったミナモトが人知を超えた呼吸筋を使い、前歯をライフル弾並みの速度で発射した。
前歯が指先のウィンナーを粉々に粉砕し、道矢の耳の側を瞬時で通過してゆく。
ウィンナーが消えた指先を不思議そうに見詰めた後、ゆっくりとその目をミナモトへ向けた。
来る……お兄ちゃんのアレが来ちゃう! ああん、こんな時だってのにゾクゾクしちゃうよ~。
縄で縛られた巳茅が頬を紅潮させ、モジモジと腰を動かす。
奈落の底みたいな道矢の目が細くなり、月が雲に隠れる様すうっと目の光が消えた。
そして緩慢な動きの指先がミナモトへ向けられる。
「あんた…………毒親だろ?」
ミナモトが閉じた瞼をピクリとさせた。
「……どくおや?」
「我が子を追い込むダメ親のことだよ。こんな地底の奥の大辺境じゃ知らなくて当然だろうがな」
「ま、まさかワテクシの事を言ってるんじゃないざんすよね?」
「もしもーし、ちゃんと聞いてます? 人型土魚って耳がいいんでしょ、ここには子供産んでんのあんたしかいねーだろ」
「……ホホホ、危ないざんすわ。例のアカウオにやった精神攻撃ざんすね。ワテクシの耳は特に凄いざんすのよ。もうあんたらが地上で何を話していたかなんて全部筒抜け……」
「でー、お前が美味先輩に固執する理由は、自分の後継者にした後、立派にこの一族を繁栄させてー、ゆくゆくは人間を牛みたいに牧場で囲ってー、地上の世界を覇権しよう、そういう魂胆なんだろ」
「ホホ、小癪にも的外れではないざんすね」
手で口を隠したミナモトが閉じた目尻を下げて笑った。
それに道矢は思い切り呆れた顔で溜め息を吐く。
「はあ~あ、こいつぁ典型的な毒親だー。いいか、おい、それは建前だよ。た・て・ま・え。自分で気付いてる?」
「ホホ?」
「心の底じゃ怖いんだろ? 寂しいんだろ?」
「ホ?」
「美味先輩……いや、自分が見込んだ娘に逃げられ一人ぼっちになんのが寂しいし怖いんだよな、なー?」
「ホ……」
「え? 他に何十人も娘がいる? あーあー、あんたにとって見どころの無かった娘達ね、はいはい。逆に寂しいし空しいよねー、わかります、はい」
「ワ、ワテクシは娘達を大事に思って……」
「その体も限界なんだろ? こんだけ子供産めばそりゃボロボロになるわ。早く美味先輩にそれをバトンタッチして地上世界乗っ取る孫達の顔を見てーって思うよな。でもー、それが叶わなければここは終わり? でー、自分がしてきたのは一体何だったの? っていう」
ミナモトの首がグラリと傾ぎ、一歩後ろによろけた。
「言うなざんす……これ以上言うなざんす!」
傾いだ首が素早く戻ると道矢めがけ前歯が発射された。
道矢の肩をかすた前歯が服の一部を削り取る。
「何だよ、ドンピシャだった? 娘の為とか言ってテメーが一番大事でしたとかマジうけるんですけど! あははは!」
「違うざんす! 黙るざんすー!」
次々と発射される前歯の弾丸が道矢の頭を体をかすめてゆく。
「鳴瀬道矢!」
跳躍した美味が道矢を押し倒す。
その体にミナモトの発射した前歯が突き刺さった。
「え? あっ、美味先輩」
我に返った道矢が上に覆い被さる美味に驚く。
「あのクソババアを本気で怒らせるとは、やってくれるな鳴瀬道矢、くっ!」
血に染まった美味の肩に道矢が驚きの表情を浮かべた。
「ど、どうしたんですかその傷!?」
「ふっ、気付いて無いだろうがお前は食べ物を粗末にする相手を見ると毒舌攻撃をしてしまう癖があるのだ。それがこの結果だ」
美味が顎でしゃくる方向へ道矢は顔を向けた。
グシャグシャになった髪を振り乱して暴れるミナモトの姿が目に映る。
「俺がお母さんをあんな風に怒らせたんですか?」
「私でもあそこまでクソババアを怒らせる事は出来ん……まあそのおかげで解決策が閃いた。本当に姑息で腹立たしい方法だがな……まったく! 我ながら情けない」
心底そう思っているのであろう、眉間に皺を寄せ思い切り歯噛みする美味を道矢は黙って見ていた。
我を忘れ前歯を乱射していたミナモトの動きが止まった。
「ハア、ハア……んみゃ、いけにゃいじゃんす。ワテクシとしちゃ事ぎゃ」
抜けた前歯の再生が追い付かず、入れ歯を外したお婆さんの様に口をモゴモゴさせるミナモト。
それに向かって美味が立ち上がった。
「おいクソババア、私から一つ提案がある」
「な、なんざんす?」
ようやく全ての前歯が再生したミナモトが、せっせと乱れた髪を整えながら美味を見た。
「この鳴瀬道矢と私、アホウの三人で人間の料理を作る。それを食べて欲しい」
髪を整える手が止まる。が、いささか苛立たしげな動きを加え再び髪を整え出した。
「何を言ってるざんす。この地球の頂点に立つワテクシが何故食糧のエサなど……」
「嫌と言うなら私はこの場で命を絶つ」
大きくした目でミナモトを見据えた美味が自らの首筋に手刀を当てた。
整えた髪から手を下ろすと、怒った様な困った様な息を鼻から吐き出した。
「食べればおとなしくワテクシの後継者になる、そういう事ざんすね?」
美味が手刀を当てた首筋から血を滲ませつつこう答えた。
「料理は全部食べて欲しい。そして美味しいと感じたなら、私を後継者とするのを諦め、鳴瀬道矢と鳴瀬巳茅を地上に帰す。不味いと感じたならおとなしくお前の後継者になってやろう。鳴瀬道矢もここの料理人にするがいい」
これには道矢も驚きの声を上げそうになった。
どんな美味しいものを作っても相手が不味いと言えばそれで終わり、そんな無意味としか思えない提案だったからだ。
「何を企んでいるざんす、美味?」
相手もそう思ったのだろう、目を閉じままじっと美味に顔を向ける。
「人間の料理を食糧のエサと見下すクソババアに、その美味しさをどうしても知って貰いたいからだ」
立ったまま寝てしまったのだろうか、そう思える程間を置いてからミナモトが口を開いた。
「いいざんしょ。でもさっき言った事、忘れてはいけないざんすよ」
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