1/24の息抜き 消えたファクターXのなぞ

 令和二年の春から夏にかけて、他国と比べ、日本でのコロナ感染率や重症化が少ないことから、コロナ感染に対して有利に働くファクターX(エックス)を日本人が持っていると疑われました。しかし、11月1日に外国人の入国が始まり、第三波が現れてから、ファクターXは、消失、ないし効果が弱まったとされています。

 仮に、外国人がいるとXが消失し、日本人のみでXが現れるなら、Xは、コロナ感染に強い身体的特徴ではなく、コロナを広げない生活習慣ではないでしょうか。例えばマスクの着用。地味な日々の感染予防対策がファクターXです。これはあくまで感染を広げないためのもので、コロナ感染に耐性や治療効果を持つものではありません。外国人がコロナを広めてしまえば、Xはないのと同じになります。裏返すと、第三波は外国人が中心となって感染拡大させたために、Xが消えたのではないかと考えます。

 広島の感染率が東京より高いのは、外国人観光客が多いからと推測します。大阪で1/7、8に感染数が急増したのは、2週間前のクリスマスに、短期集中で外国人観光客が大勢やってきたからと推測します。経路不明者が多い一因は、帰国した外国人観光客を追跡できないからと推測します。


 又、アジアやポルトガルにおけるファクターXとして、BCG接種と交差免疫が主張されています。実際の情報に基づいた論旨で、これも肯定的に受け止めています。ファクターXが単一因子である必要はありません。BCG接種と交差免疫が第三波で効果を弱めた場合は、ウイルス変異によって免疫から受ける影響が変わったと考えられます。

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