氷解

 大晦日は朝からスマートフォンを握りしめ、風音の家の番号を押しては発信ボタンを押せないままキャンセルする、ということを繰り返した。メールを送ろうと新規メールを開いても、書き出しの言葉すら探し当てることができなかった。傍らには風音に借りたカメラがある。いつでも手の届くところにある。風音に近づくための50ミリレンズ。それを風音自身から受け取ったあのクリスマスが、もうはるか昔のことのように感じられた。


 結局深雪は、風音になんと切り出していいのかわからず、電話もメールもできないまま年を越した。多くの友達とはカンバスで年賀メッセージを交換した。別の高校へ行った中学校の頃の友達や、高校で新しくできた友達と交わすそうしたメッセージは、思えばとても形式的なものだ。交換するのが当然で、しないと付き合いが悪いとか、軽視されているとか思われてしまう。受け取れば嬉しいしほっとする。それでも送り合う動機には不安という要素が確実にあった。


 風音にはメールをしようと思っていたのに、年末にもやもやしたせいで送り損ねてしまった。半ば予想した通り、風音からは何も届かなかった。


 お正月になってしまったこともあって一日の迷いが数日の停滞になった。その間に深雪は家族と初詣にも行った。写真甲子園の本戦に出ることを願うはずだったのに、鈴祓いをしたら頭の中が風音でいっぱいになってしまってひたすら風音のことを願った。いったい何を願っているのか深雪自身にもわからなかった。風音は何もしていないし言ってもいない。フォレストで見つけた写真で深雪が勝手に妄想を膨らませて苦しんでいるだけだ。それもわかっているのにどうすることもできなかった。


 正月はあっという間に過ぎ、町は平常に戻った。深雪の両親も仕事を再開した。学校はまだしばらく冬休みが続く。深雪は風音に借りたカメラを手に、撮影活動を再開した。一日数カット、50ミリレンズでモノクロの世界を切り取った。自分が前進しているのかどうかわからなかった。


 新年が一週間ほど過ぎたころ、深雪は涼月を訪れた。


 重い扉を開き、風鈴を鳴らす。その余韻が世界のなにもかもを飲み込んだように、深雪の意識は一点に吸い込まれた。カウンターの一番奥、いつもの席に風音がいた。涙が出そうだった。


 風音は深雪の方を向き、「お、明けましておめでとう。」と言った。深雪は近づきながら指で涙をぬぐった。「明けましておめでとう。」と風音に言い、「おめでとうございます。」と澤木にも微笑んだ。少し泣き声になってしまった。


 コートを壁にかけて風音の隣の席に座る。


「ちょっと。なんでいきなり泣いてるのよ、あんたは。」


「ううん。会いたかったんだ、とっても。」


深雪の声はやっぱり震えていた。


「は? わたしに? 泣くほど?」


 澤木はコーヒー豆を挽きながら二人の顔を見比べている。


「だっていつでも会えるでしょ。そんなに会いたかったら電話してくればいいのに。」


「それができないこともあるんだよ。」と深雪が言うと、風音は心底わからないという顔をした。


 風音には本当にわからないだろう。会いたいなら会いたいって言えばいい。その通りだ。そしてきっと風音はその通りにする。深雪にはそれができなかった。それができないのは風音のことも、自分自身のことも信用できていないからなんじゃないかという気がした。


「そうそう。」と言いながら風音はカウンターの端に立ててあったかばんを手にとった。それは橙がかった色の皮の肩掛けかばんで、およそ高校生が持つような感じのものではなかった。高校生は男子も女子も、深雪も含めて、たいていバックパックタイプのカバンを持っていた。流行りのものが数種類あり、たいていはそのどれかを持っている。どれも色が豊富にあり、形は同じで色違いのものを持っている人が大勢いた。


 風音は普段からそのどれとも違う、背中にも背負えるし肩掛けにもなるというパソコン用のバッグみたいなものを愛用していた。今日持っている皮のカバンはさらに珍しい、これまで見たことのないものだった。


 風音はかばんから封筒を取り出し、深雪に差し出した。


「はい、あげる。」


「ありがと。」


 深雪は流されるままに受け取ってしまい、受け取ってしまったあとで戸惑った。

 

 深雪の受け取った封筒は閉じ紐のついたクラフト封筒で、普段あまり見かけないものだった。この場で開けてみた方がいいのだろうか。風音の顔を伺うと、促すように微笑んだ。深雪は慣れない手つきで閉じ紐と格闘し、何度か行きつ戻りつしてやっと封筒を開いた。中を覗くと厚めの紙のようなものが二枚入っていた。するすると引き出してみるとそれは写真だった。


 深雪は息を飲んだ。


 それはあの日、初めて風音の家を訪れたあの日、風音の幻像工房で現像に立ち会ったあの最後のコマだった。まっすぐな道にかかる小さな橋。その上に立っている深雪。写真の中で深雪は笑っていた。おじぎをするようにハッセルのファインダーを覗き込んだ風音が脳裏によみがえる。六切の印画紙。その真ん中より少し上にプリントされた正方形の写真。こちらを向いて笑っている深雪。


 深雪はファインダーを覗いていた風音の目を通してあの日の自分に再会した。ハッセルの80ミリから風音の目が見た深雪。風音と出会ってから今日までのいろいろなことが思い出された。目の奥が熱くなった。


 いつの間にか深雪の前にはコーヒーが置かれていた。


 しばらくその写真に見入った後、封筒から取り出したものはもう一枚あることを思い出した。見ていた一枚目を後ろへ送り、二枚目を手前に出す。二枚目も写真だった。


 深雪は目を疑った。


 そこに写っていたのも深雪だった。神社の鈴緒の前で手を合わせて目を閉じている深雪だ。初詣の時だろう。風音のことで頭がいっぱいになっていた深雪。あの時風音は近くにいたのだろうか。


「ごめん。それは180ミリ。50ミリルール破っちゃった。」と風音が言う。深雪にしてみればレンズがどうこうという話より前に説明してほしいことがいろいろあった。


「見てたの? このとき。」


 風音の方を向いて深雪は聞いた。自分のものとは思えないほど冷たい声だった。


「うん。深雪を撮ろうと思ってたわけじゃなくてさ。そういう感じの写真を撮りたいなと思って180ミリをつけて神社にいたのよね。そしたらちょうど深雪が来たの。よく撮れてるでしょ。」


 風音は屈託なく言う。いつものように。屈託らしきものが風音の表情を曇らせるようなことなど想像もできない。


「近くにいたなら声かけてくれればよかったのに。」


「近くって言っても180ミリだからさ。ちょっと距離あったよ。」


「そういう話じゃなくてさ。同じ神社にいたんじゃない。」


 深雪は声を荒げて言った。怒るような話じゃないことは深雪にもわかっていた。


「でも、深雪は家族と一緒だったしさ。」


 風音は弁解するように言った。


「そんなこと気にする風音じゃないでしょ。」


 ほとんど八つ当たりだった。深雪は自分を嫌いになりそうだった。風音は悪くない。盗撮みたいな写真を撮ったことには怒っても良いような気はしたけれど、そんなことなど許せるはずだった。


「ごめん。」


 風音は少し間を置いて謝った。謝らせてしまった。風音はどんな気持ちでこの二枚の写真を持ってきてくれたのだろう。どんな気持ちで今謝ったのだろう。深雪だって写真を受け取って溶けるほどうれしかったはずだった。それなのに。深雪は制御できない自分の感情が怖かった。風音からはがした視線を手にした写真に戻す。初詣の日、深雪は頭の中をかきむしりたいほど苦しかったはずなのに、写真の深雪は静かな顔をしていた。きれいだと思った。自分の顔をきれいだと思ったのは初めてだった。


 深雪は視線をコーヒーカップの中へ逃がした。琥珀色の水面にきれいとはほど遠い顔が写っていた。水面の顔がコーヒーカップごと大きく歪み、水滴の中に閉じ込められてコーヒーの底へ沈んだ。


 なんで泣いてるのよあんたは。風音のその言葉を待った。もう何度言われたろう。思えば風音の前で深雪はしょっちゅう泣いている。そのたびに風音は呆れて声をかけてくれた。なんて都合のいいことを考えているのだろう。勝手に誤解して勝手に苦しみ、勝手に怒って勝手に泣いている。その上慰めを期待している。最低だと思った。


 風音の手が深雪の肩に置かれた。


「ねえ、なにがあったの? 聞かせてくれる?」


 深雪の中で何もかもが粉々になった。深雪は風音の肩に頭を預けた。涙はあとからあとから溢れた。何か言おうと思ったけれど嗚咽にしかならなかった。風音は黙って深雪の肩を抱いた。


 胸の中に詰まっていたものが流れ出てしまうと、深雪は体を起こしてコーヒーをすすった。少し冷めてはいたものの、いつものコーヒーの味がした。


「ありがとう。」深雪はやっとそれを言葉にできた。「写真、とっても嬉しかった。それなのになんかいろいろ抑えられなくて。ごめん。」


 風音は心配そうな顔で深雪を見ていた。


「なにか、あった?」風音が聞く。


 深雪は迷った。でもこんな有様を見せてしまって、もはや黙っているわけにはいかなかった。


「風音さ、わたしのほかにも写真やる友達、いる?」


 深雪は思い切って聞いた。

 

 風音は話のつながりが見えないようで、きょとんとしていた。無理もない。深雪自身にもつながりはよくわからなかった。


「うん。一人だけいるよ。」


 深雪はなぜだかほっとした。風音は嘘をつかなかった。もちろん嘘などつく必要がないのだろう。あたりまえだとしても深雪は嬉しかった。


「どんな人?」


戸倉崎とくらさき 実咲みさきって。深雪知らないかな? わたしたちの一つ下の学年でさ、今中三の子。」


 その名前は深雪も聞いたことがあった。あまり学校に来ない子だ。この小さな町では不登校は珍しく、あっという間に全校の知るところとなる。おかげでかえって登校しづらくなる。悪循環だ。戸倉崎という子は何か精神的な病気らしいと聞いたことがある。名前は知っていたけれど顔は思い出せなかった。きっとほとんど会ったこともない。


「なんか病気だっていう噂の子だよね。」


 深雪はそれなりに言葉を選んで聞いたけれど、結局デリカシーに欠ける言い方になった気がした。


「そう。広まっちゃってるよね。深雪はなんで実咲のこと知ったの?」


 深雪は顔色を窺ったけれど、風音の表情は無色透明でこの町の水のように澄み渡っていた。どうしたらこんな風に素直になれるのだろう。風音と話していると深雪は頻繁にそう思う。


「じつはね。」と言って深雪はスマートフォンを取り出す。フォレストのアプリを起動して、例のアカウントを表示する。


「これ。」


 深雪はスマートフォンごと風音に手渡して反応を窺った。


「へえ。実咲こんなのやってたんだ。」


 風音は感心したように写真を繰っている。


「そこに写ってるのって風音?」


 深雪はおそるおそる聞いた。


「どれ? ああこれとか、これもかな。うん。制服のはだいたいわたしっぽいね。」


 風音は写真を繰りながら答える。

 

 風音はふと手を止めた。


「もしかして深雪、これ見てここに写ってるのがわたしってわかったの?」


「うん。」


「うっそ。どこでわかるの? すごいね。」


 風音は文字通り目を丸くした。


「その後ろで手を組んで振り向いてるやつ。」


 深雪が言うと風音はその写真を表示させて食い入るように睨んだ。


「なんで? なんでこれでわかるのよ。どこでわかるの?」


「その手。その手は風音の手だもの。」


「手?」


 風音は手という単語を今初めて聞いたみたいに驚いて、画面を拡大して手の部分を睨みつけた。しばらく画面を睨んで、「指が五本あるってことしかわからない。」と言った。深雪はふきだした。風音は自分の手をくるくる裏返しながら見つめ、画面の写真と見比べた。「そんなに特徴あるかな。わたしの手。」


「あるよ。漆喰のように生クリームを塗る手だよ。」


 深雪が言うと風音は目がこぼれ落ちそうな顔をした。深雪が笑い、風音も笑った。澤木は満足そうに微笑んでいた。


「それで。」と風音が言う。「まだよくわからないんだけどさ。この写真に写ってるのがわたしだとどんな問題があるの?」


「問題はないんだけどさ。なんか悔しくて。」


「悔しい。」


 風音は確かめるように繰り返した。


「風音、友達いないって言ってさ。この子のこと話してくれなかったじゃない。」


「ああ、それはだって、お金がないって言ってても本当に一円もないわけじゃないっていうのと同じよ。話さなかったって、必要がなかったから話してなかっただけだよ。別に隠すようなことじゃないもの。」


「うん。わかってる。単なるわたしのわがまま。わたしだって風音に自分の友達のこと話してないもんね。隠してないけど。なんて勝手なんだろ。わたし。」


 深雪は話しながら自分で納得した。こうして冷静になればどこにも不満などない。何があんなに苦しかったのか深雪自身にもよくわからないのだった。


「深雪が勝手だとは思わないよ。」と風音が言う。「深雪がどう思うかは深雪の自由だもの。わたしのやることが気に入らなければさ。言えばいいのよ。それが気に入らないって。わたしはこう思うんだってさ。言えばいいのよ。それを言い合えるからわたしと深雪は友達なんでしょ。」


 友達という言葉が深雪の深いところに突き刺さった。前にもこんなことがあった。風音の言う友達という言葉は深雪のそれよりももっとずっと重く、強い絆のことを指しているようだった。


 風音にはほとんど友達がいない。きっとそれは単に友達という言葉を大切にしているからにすぎない。風音と同じ意味で使えば、深雪にだってごくわずかな友達しか残らないだろう。そしてもちろん、風音はその中で最後まで残るのだ。


「ありがと。」


 その言葉はごく自然に深雪の口に上った。

 

 深雪は風音が友達だというその実咲という子に会ってみたいと思った。風音が深雪と同じぐらい大切に思っている相手。競うようなものじゃなかった。風音に認められたもう一人の友達。それは深雪にとってもかけがえのない友達になるような人かもしれない。


「ね、わたしもその実咲ちゃんに会ってみたいな。」


「うん。実は近々紹介することになるかもしれないとは思ってたのよね。」


「え?」


 深雪は驚いた。


「実咲ね、受験するの、北町高校。だから合格したら後輩として入ってくるのよ。春から。」


「そうだったんだ。」


「でもさ。彼女問題を抱えてるのよね。」


 風音はそう言うとコーヒーを飲み干した。空になったカップをソーサーに置くと、澤木が豆を挽き始めた。自動的におかわりがオーダーされたみたいだった。


「言い訳みたいだけど、」と風音が続ける。「実咲がああいう問題を抱えてなかったら、もっと早くに紹介してたかもしれない。」


 深雪は慌てて何か言おうと言葉を探した。


「病気のこと、だよね。やっぱり単なる噂じゃないんだね。」


「うん。身体的な病気だったらね。きっと普通に同情されたりしてさ。周りが優しくなったりするんだろうけどね。精神的な病気だとみんな腫れ物に触れるみたいになるのよね。でも実咲の病気は脳の病気なんだよ。脳が正常じゃなくなって精神に影響が出る。脳だって体よね。どうしてだろうね。病気って意味では同じなのに。」


 風音は深雪にではなく、独り言のように言った。


「調子のいい時はぜんぜん問題ないのよ。わたしたちと何も変わらないの。でも急に妄想に苛まれたり、何か聞こえてきちゃったりしてどうしようもなくなる。自分自身が制御不能になるの。」


「さっきのわたしみたいな。」


 深雪はまさにさっき自分が同じような状態に陥っていたように感じた。


「あれでそのまま戻ってこれないみたいな感じかな。深雪は不安定なことになってもさ。それを冷静に見られる自分がどこかに残っていたでしょう。実咲はそれがなくなっちゃう感じなんだよね。」


 深雪はその怖さがほんの少しだけわかるような気がした。自分で自分を制御できなくなる。妄想が妄想だとわからなくなる。自分の頭が作り上げた嘘に自分の現実が飲み込まれてしまう。深雪は妄想だとわかっていてもあんなに苦しかったのだ。それがどこまで妄想かわからなくなったとしたら。


「実咲の病気のことをあまり広めたくなくてさ。」と風音が続ける。「病気だって聞いたらその瞬間から徹底的に避ける人もいるぐらいだからさ。それで無意識に話さないようにしてたかもしれない。」


 風音は一旦言葉を区切って深雪の顔を見た。


「でも考えてみれば深雪なら平気だと思うんだよね。実咲もきっと深雪となら一緒にいやすいと思うよ。」


「そうかな。」


 深雪は自信がなかった。

 

 澤木が二人の前に新しいコーヒーを出し、自分用にも注いで一口飲んだ。


「前に深雪にデッサンの話をしたじゃない?」


「うん。」


「実咲はデッサンが描けないの。実咲の描く絵を見るとね、あれがどういう病気かよくわかるよ。一貫した足場みたいなものが持てないの。基準の軸自体がいつも揺らいでる感じかな。だから絵を描いても一貫したものにならない。この辺を見ているときのわたしとあの辺を見ているときのわたしが違っちゃうのよ。心の病気なんて気の持ちようだとか言う人がいるけどさ。絵を見たらわかるよ。脳の病気なんだよ。体の問題なの。」


「こんなことを言うと不謹慎だけどさ。その絵はちょっと魅力あるんじゃないかって気がする。」


「もちろんそうよ。デッサンとしてはバラバラになっちゃってるんだけどアートとしてはすてき。」


「会いたいなわたし。その実咲ちゃんに。」


 深雪は実咲という人がどんな風に世界を見ているのか知りたいと思った。どんなふうに風音のことを見ているのか、それを知りたいと思った。自分自身に軸足を置けないような病を患っている人が、きっと心の支えのように思っている友達。フォレストに上がっている写真を見るだけで、彼女の風音への信頼というものはよくわかる。


「入試が三月だからそのあとにはって思ってたけど。もう少し前に会ってみる?」


「いや、実咲ちゃんのペースでいい。」


「じゃ、実咲に深雪のことを話してみるよ。それで会いたいって言ったら三人で会お。」


 深雪はその実咲という子が自分に興味を持ってくれるかどうか自信が持てなかった。それでも風音に一任することに異論などあるはずもなかった。風音はその大切な友達に深雪のことをなんと言って話すのだろう。深雪はさっきもらった初詣の写真に目をやる。きっと風音の目に映る深雪は深雪自身が知らない深雪だ。


 深雪は受け取ってからずっと手に持っていた写真を封筒に入れ、大切に閉じ紐を巻いた。

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