monoとひびめしはどこで差がついたのか?

自分が今クール(四半期)に見ている日常系アニメに、「mono」と「日々は過ぎれど飯うまし」(略称:「ひびめし」)があります。

前者は原作漫画があり、写真部(途中から映画研究部と統合して「シネフォト研究部」)に所属する女子高生や知人の漫画家などが山梨のいろいろな名所や名物などに出会うという話です。

後者はオリジナルアニメで、女子大生五人組(最初は四人組)が美味しいものを食べたり遊んだりして日常を楽しむという話です。


どちらもニコニコ動画で毎週同じ日に同時に投稿されていて、再生回数が比較しやすいのですが、「mono」より「ひびめし」のほうが人気があります。

この記事を書いている時点で、「mono」の最新話の再生回数が七八六六九回なのに対して、「ひびめし」の最新話の再生回数は九五三一〇回です。


どちらも頭を空にして見られるゆるい日常系アニメなのですが、それでも人気に差がついた理由は、

・「ひびめし」のほうが完成度が高いこと

であると、自分は考えます。


「ひびめし」では、メインキャラ五人(最初は四人)の一人一人が毎回活躍しており、彼女ら全員がちゃんと話の中で生かされています。また、エピソードごとに登山やドライブやダイエットなどといった別の趣旨はあるのですが、それでも毎回主人公たちが美味しいものを食べるシーンがあり、「グルメ」という趣旨がはっきりしています。

一方「mono」だと、主人公がほとんど活躍しないか出てこなくて、知人の漫画家が実質的に主人公を務めるエピソードもあり、常にメインキャラ五人全員を生かしきっているというわけではありません。またそのために、主人公の趣味である「写真」から趣旨がぶれることもあり、趣旨がやや不明瞭です。


まとめると、「ひびめし」のほうが「mono」よりメインキャラを生かしきっていて、また趣旨も明快だということです。

そういうところで、両者の作品には差がついたのだと思います。


この記事が、創作をされるかたのお役に立てば幸いです。

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