実家は暖かかった

今は冬の始めくらいの時期で、自分も冬の布団を出したり暖かい服を着こんだりして、寒さに備えています。


自分は二年八か月くらい一人暮らししているのですが、最近思うことが、

「実家は暖かかった」

ということです。


実家は断熱性が低かったため暖房なしでは冬は寒く、また両親からの嫌なプレッシャーもありました。

それに比べると、今の一人暮らしの部屋は実家よりは断熱性がよく、また他者からのプレッシャーも基本的にありません。


しかし、今の一人暮らしでは、

・料理するのが面倒なため同じものばかり作り、鍋物やシチューなど冬に合わせた料理は作らない

・石油式のストーブやファンヒーターを使うのは面倒なので、暖房は電気だけで使える代わりに微妙に暖かいだけのオイルヒーターしか使わない

・浸かるためにお湯を溜めるのが面倒なので、お風呂はシャワーだけ

・何より、一人でいる

といった点で、寒いです。


逆に実家暮らしでは、

・冬には母が、鍋物やシチューなど温かい料理を作ってくれた

・母が灯油を入れて、ファンヒーターを動かしてくれていた

・母がお湯を溜めてくれて、冬には浴槽でお湯に浸かれた

・何より、ただそばにいてくれる誰かの温もりがあった

という暖かさがありました。


しかし、この手の愚痴を書くたびに、それでも実家のストレスに耐えかねて一人暮らしを始めた、ということを思い出します。

その意地を支えに、この冬の寒さも乗り切るつもりです。


今日も、一人暮らしの辛さについての愚痴を垂れ流しました。

一人で暮らしているかたも、誰かと暮らしているかたも、この冬の寒さを無事に乗り切ってくだされば幸いです。

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