新しいコンテンツを作り続けることに消耗する

クリエイターは、生きている限り(少なくとも現役でいる限り)新しいコンテンツを作り続けるものです。

小説家だったら、新しい小説や新しい巻を書き続けます。

漫画家だったら、新しい漫画や新しいエピソードを描き続けます。

アニメ会社だったら、新しいアニメや新しいエピソードを作り続けます。

ゲーム会社だったら、新しいゲームを作り続けます。

映画会社だったら、新しい映画を作り続けます。


自分も、(今はスランプですが)新しい小説を書き続けたり、この雑記の新しいエピソードを書き続けたりしています。


そういう、新しいコンテンツを作り続ける苦労は消耗ではないか、と最近思います。

基本的に、上に挙げたようなコンテンツは一度売れたら終わりなので、クリエイターたちは稼ぎ続けるためにコンテンツを作り続ける必要があるのです。

自分も、実質的には稼ぎになっていないものの、読まれ続けるために苦労してこの雑記を更新し続けています。


しかしたまに、長く愛される歴史的名作が生まれることもあります。

そういう作品は、同時代の受け手に一度売れたら終わりではなく、のちの時代にも新しい受け手に売れて、(時にはクリエイターの死後も)利益を出し続けます。

そういう作品を作って、一生安泰に過ごせないかな……と、自分は思うことがあるのです。


残念ながら実際、自分はそういう歴史的名作をまだ生み出せていません。

だから、歴史に刻まれる作品を生み出すことを目指し、コンテンツを作り続けたいと思います。


今日は、コンテンツを作り続けるという、クリエイターにとっての当たり前への疑問を呈してみました。

この記事を読まれたクリエイターのかたが、歴史に残る名作を生み出してくだされば幸いです。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る