人類の命運は今後二十年にかかってる
正確には、今後二十一年だと思いますが……。
二〇四五年に技術的特異点(シンギュラリティ)が来るという説を自分も信じていて、そこではAIが(自然な生物のままの)人間を凌駕するだけでなく、人間もテクノロジーとの融合によって「進化」できるようになると思っています。
そこで自分が懸念するのは、
「AIが人類を支配すること」
よりは、
「テクノロジーによる「進化」の恩恵を独占する人たちが残り大多数の人類を支配すること」
です。
一度そういう社会が実現してしまえば、残り大多数の人たちにとって、テクノロジーを独占する人たちの支配を覆すことは不可能になると思います。
それを防ぐためには、やっぱり一人一人が主体的にテクノロジーを使いこなし(テクノロジーとの融合を受け入れることを含む)、テクノロジーによる「進化」の恩恵を全ての人が公平に分かち合える社会を作ることが重要だと、自分は考えます。
テクノロジーの恩恵を少数(最悪一人)の人が独占する社会か、それがみんなに公平に開かれた社会か。
人類がどちらを選ぶかが、今後二十年ほどにかかっていると、自分は考えます。
未来の人類社会が、公平なものになることを願っています。
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