物語への感動が薄くなった理由

今日、去年ヒットした映画の一つ「竜とそばかすの姫」を見ました。

映像美や伏線回収などの作り込みがしっかりした映画でしたが、正直に申し上げると、自分はいまいち感動できませんでした。

それは、単純に歳のせいもあるかもしれません。しかしそれだけでなく、他人が創った物語を分析的に見るようになってきたことも理由かもしれません。


自分も、いろいろな物語を見たり創ったりしてきた経験から、他人の物語のいろいろな突っ込みどころを気にしたり、逆にいい点についても「ここがミッドポイントだな」とか「ここが上手い感動の演出だな」とか、技術的に分析する視点で見たりしています。

それだからか、実のところ、素直に感情だけで感動することがしづらくなってきています。

それでも感動できる、もっと意外性のある物語を求めてもいます。


今日は、物語を創る人間の職業病について語りました。

創作をされるかたの共感をいただければ幸いです。

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