水星の魔女に見る温故知新

昨日、「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の第一話を見ました。

自分がそこに感じたのは、

「温故知新」

です。


そのエピソードを超ざっくり要約すると、

・学園に編入したばかりの主人公・スレッタが、横暴な男・グエルと決闘して、ヒロイン・ミオリネの婚約者の立場を(図らずも)勝ち取る

という流れです。

ちなみにスレッタもミオリネもどちらも女性なので、百合になります(スレッタはまだ戸惑っている上に、ミオリネからスレッタへの本格的な恋愛感情の芽生えがあるかはまだ不明ですが)。


「水星の魔女」第一話には、いろいろと過去作へのリスペクトが感じられる部分があります。それは、

・過去のガンダムシリーズへのオマージュ

・学園バトル、百合といった、2010年代(テン年代)のトレンドを(少し遅れてですが)取り入れている点

です。


しかしそれだけじゃなく、第一話ラストのミオリネの台詞からして、「水星の魔女」の世界では同性婚が認められている節があります。

自分もいろいろな百合作品を見てきましたが、同性婚が認められた未来の社会を描いたものは珍しいです。だから、そこには新しさを感じました。


そういうわけで、「水星の魔女」を見て、

「新しいものを作る際の温故知新の大切さ」

を改めて感じました。

自分も創作する人間の一人として、それを改めて心に刻んでおきます。


「水星の魔女」の今後の面白さにも期待しております。

同作のスタッフ・キャストの皆様に、感謝を捧げます。

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