入れません。

僕は今街の中に入れずに外にいた。




理由?それは・・・門の閉まる時間を知らなくて来た道をそのまま歩いてきたら門が閉まってたんだよ!_| ̄|○




「ってこんなことしてる場合じゃなくて!」




どうしようマリナさんに絶対帰るって言ったのにどうしよう。

心配してるよな。僕が行こうとしたときに心配そうな顔してたし。

だから絶対帰るって約束したのに。これじゃあ約束も果たせず心配かけて、あぁどうしよう。

とりあえず声だした。




「あのー!すいません!門が閉まって!入れないので!開けてもらえますか!」




シーン




「返答なしかーどうしよう。」


















だいたい一時間後




















門の内側、街にて。




マリナ「あのっすみません!十歳の男の子見ませんでしたか?!

見た目は銀髪で目の色が蒼色の子なんですけど知りませんか?!朝でて行ったきり帰ってこないんです。」




門番のおじさんA「うーん、私は見てないな。おーい誰か十歳で見た目は銀髪で、目が蒼色の男の子見たやついるか?」




門番のおじさんB「わからないなーすまんな。」




門番のおじさんC「俺も見てないなすまん。あ、そういえば朝担当のアイツなら知ってるだろ。ちょっと行ってくるから待っててくれ。」










門番のおじさんC「おーい連れてきたぞー」




門番のおじさんD「で、聞きたいことってなんだ?」




マリナ「あのっ朝この門から十歳で銀髪で蒼色の目をした子が出て行ったはずなんですけど知りませんか?」




門番のおじさんD「あぁ、知ってるぞ。まだ小さいのに冒険者してて、顔も整ってたから覚えてるよ。で、その子はどうしたんだ?」




マリナ「それで朝出て行ったきり帰ってこなくて他の門番の人も知らないって言ってて、」 




門番のおじさんD「うーんどうしたもんか」




レイ「あのー!すいません誰かいませんか!帰ってきたら門が閉まっては入れなくて!入れてもらえませんか!」





















sideレイ




あれ?誰か喋ったないか?




「ってこなくて」





「うー、、、したもんか」




今声を出せば誰か気づいてくれるかもしれないな




「あのー!すいません誰かいませんか!帰ってきたら門が閉まっては入れなくて!入れてもらえませんか!」




すると、




「おい!誰かいるのか!」




お!誰か気づいてくれた。




「すみません!門番の方ですか?!入れないので門を開けてもらえませんか!」




「誰かいるんだな少し待ってろ!嬢ちゃんちなみにその子の名前はなんて言うんだ?」




「レイって言います。」




「おい!お前の名前はレイか?!」




なんで僕の名前知ってるんだ?まぁいいやとりあえず中に入れれば。




「はいっ!僕の名前はレイです!」




「じゃあ開けるぞ!」

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