ギルドに行ってみよう!
昨日は色々あって大変だった。
王様とカール様には色々聞かれ、
風呂に入ろうとしたらメイドさん達が来て(もちろん返しました)、
やっと一人で入れると思ったら今度はアリス達が入って来て(全裸だったので返すわけにもいかず、しかも嫌なの?と悲しい声を出され断れず)一緒に入り。
夕食は王様達にご馳走になって(左右にティアとアリスが座りあーんしてきた)とても美味しかったのだろうけど、あまり味が分からず、
寝て起きたら今はこの状況か、(夜、アリスとティアが部屋に入って来て今一緒に寝てる)
いや、二人と恋人になれたのはいいよ、(この国は重婚はいいか王様達に聞いた)でも今度それはそれで緊張するの、しかも二人とも恋人同士になったら積極的になって(積極的になったのは愛を感じてほしいから。それと、恋人になったから、もちろん本人はわかっていない)
そんなことを思っていると、右に寝ていたティアがもぞもぞ動き僕の方に近づいてきて腕に抱きついて、
「おはようございます。レイ君」
「おはよう。ティア」
ティアが少し頬を赤らめていたので理由を聞くと、
「レイ君に寝顔を見られてしまって恥ずかしくて、」
と言われたので、
「可愛い寝顔だったけどね、」
はい、とても可愛く眼福でした。
僕の言葉を聞いたティアは顔をさらに赤くして僕の腕と布団の間に顔を隠してしまった。すると左から、
「レイ君、わたしは?」
アリスも起きていたようでアリスにも同じように、「可愛いよ」と言うと少しにやけて嬉しそうにしていた。
その様子にほっこりしているとドアがガチャっと開きメイドさんが入って来た。
「おはようございます。朝食の準備ができております」
僕も「おはようございます」と返すと下げていた頭を上げこちらを見た瞬間、
「失礼します!「バタン!」きゃーあの子王女様二人と寝てたわよ!」
はい、そうですね普通一人で寝てると思いますよね。
夜中に入ってきたから知ってるはずないですよね、はい
僕は朝食を食べるため、二人を部屋に返し、着替えて、メイドさんに案内されて食卓に着いた。
「おはようレイ君」
「おはようございます。カール様」
食卓に着くとカール様が最初に挨拶をしてきた。
そのあと王様達が後から挨拶をしてきたので一人一人しっかりと返し、アリス達が来て全員揃ったので王様が食べようと言いみんな食べ始めた。すると、
「レイ君朝から仲良しって聞いたわよ。昨日アイリス達と一緒に寝たのね」
リーシア様がいきなり言ってきた。
それを聞いた王様が、
「ずるいぞレイっ!わたs「お父様食事中です静かにしてください」」
「はい。」
思ったんだけど、アリスって完全にリーシア様そっくりだよね。
怒らせたら怖そう。僕は一人心の中にアリスを怒らせないよう誓った。王様は完全に尻にひかれてるしね。
カール様は何も言ってこないが圧が凄い。しかもティアには気づかれないよう僕だけに飛ばしてくる。この人もやっぱり子煩悩だわ。
朝食も平和?に終わりギルドに行くことになった。
「レイ君今からギルドに行くよ。じゃあ馬車に乗ろうか、」
カール様の後をついて行き馬車に乗りギルドまでの道を進んで行った。昨日来たときも思ったけど王都だけあって賑やかだと思う。他の街知らないし。
外を眺めているとカール様に話しかけられた。
「レイ君まず最初にギルドマスターに会いに行く。レイ君のことは情報が漏れないよう緘口令を敷かせてもらった。だから今レイ君のことを知っているのは王城にいる人だけになっている。で、僕がギルドでレイ君に関わるのはギルド登録の推薦だね。冒険者になれるのは10歳からなれるけど暗黙の了解で15歳以上じゃなきゃいけないんだよ。そこで僕が推薦して冒険者にするいいかい?でも心配する必要はないけど試験があるから気をつけてね。どんなに余裕があっても気を抜いてたら負けてしまう。だから気をつけてね。
と、ついたようだね。じゃあいこうか」
おお、デカい。看板がありそこには剣と盾のマークがあり、こっちの世界での言葉で『冒険者ギルド』と書かれていた。
僕はカール様の後に続きギルドの中へ入っていった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます