葉隠さんはⅡ面鏡
@tororoK7
第1話
僕の彼女は
学級委員長 人当たり良し 美人
成績優秀 スポーツ万能
の 完璧人間
クラスでも 大勢に囲まれ
満面の笑みで 毎日を過ごし
『 どうした隼人〜? そんなに葉隠さんを
凝視してw』
それとは 対極に
僕は 友達にからかわれながら クラスの
端でボーッとしている
クラスの皆、先生からの信頼も厚く
完璧に学級委員長の仕事をこなしている彼女
だが
放課後 クラスで 2人きりになると 葉隠さんの
もう1つの顔が浮かび上がる
『 はぁ〜疲れた』
『学級委員の仕事はまた明日やろ〜っと』
僕と話す時だけ 葉隠さんは
何かと適当になり 自堕落な性格になる。
それが本当の葉隠さんなのかもしれない
彼女の笑顔が飛び交う中
それでも 僕は
『スポーツ万能 成績優秀 の葉隠さんが
こんな僕と付き合っていて良いのか』
といつも思う..
『 どうしたの?悩み事?』
カーテンが秋風に揺れ ふと目を開けると
クラスでは見せない
ニヤッと優しく笑った 葉隠さんの姿があった
やっぱり 僕は 彼女が大好きだ_
葉隠さんはⅡ面鏡 @tororoK7
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