序章 7
ゴミ捨てを終え、自室で学校の基本情報を千恵に教わるうちにすぐに食事の時間となった。
一階の食堂に下りると既に三十名が着席していた。横に長い長方形の卓に清潔な白い布が掛けられている。卓は二つ、入口に長い辺を向け、卓を挟むように席が整然と並べてある。入り口に近い卓に一席、奥に一席、空きがある。卓の端の誰も座っていないエリアも空いている。
「こっちおいでよ」
奥の卓、空席の向かいに座る貴代子様が私を呼ぶ。その横にお姉さまが座っている。美のレジェンド揃い踏みに尻込みするが、奥の空席は私のために開けていたことが明白なので誘いは受けねばならない。千恵と引き離すことで千恵が代弁するのを避け、私から直接話を引き出そうという算段なのだろう。大丈夫、ビビっていないし、仮にもこちらは年上、大人の上手な立ち回りと云うものを逆にご教授させていただきますわ。
大丈夫?と目で問う千恵に頷いて応え、手前の卓を横切り奥の卓、貴代子様の向かいに座る。テーブルに乗っているのは瓶に入った水とそれで満たしたグラス、コーンポタージュに肉料理、サラダ。切ったバゲットが並ぶ籠も席と席の合間に置いてある。千円では絶対に足りないメニュー内容だ。本当はコース料理のように出したいのだろうがこの人数の中をいちいち給仕が料理を手に厨房を往復するのはさすがに非経済的なのでそこはカットされている様子だ。寮の趣旨にも沿う。
食前の簡略なお祈りが終わり、食べ始める。美味しい。食に関してもそれなりでしかなかった私に味の仔細は分からないがそれなりの生活者が日常的に食べる物ではない、お嬢様たちが口にする高品質を舌に感じる。
お姉さまも貴代子様も、他の寮生もナイフとフォークを巧みに操り、育ちの良さが窺える。社会人時代に学んだ西欧式テーブルマナーを再現して格式を演ずる私が隙を見せる瞬間を周囲が待っているのが分かる。話しかけるきっかけが零れ落ちるのを待ち構えている。私はそれを重々意識しながら悠然とポタージュを、掬ったスプーンを縦にして音なく吸った。
「それはさすがにやり過ぎじゃない?」貴代子様が笑う。「みんなも、普段はもっとリラックスして食べてるよ」
「私も、初めての夕食に緊張してしまって」猫を被ってみる。「このままでは喉に食べ物を詰めてしまいそうで。もう少しがさつに食べてもいいですか?」
「がさつ、ね」貴代子様が繰り返す。「うん。因みに、如何にもスポーツ女子な副島さんは、実は上品に食べるんだよね。反対に、如何にも上品そうな炉端さんは、ワイルドに食べる」
「ワイルドだなんて、炉端さんに失礼だわ」お姉さまが注意する。「でも、食が細そうに見えて、食いしん坊なのは確かね」と口元に手を添えて微笑む。
「ワイルド……食いしん坊……」私は呟く。炉端さんも副島先輩も背後の、入口に近い卓で食事しているのでその食べっぷりは確認できない。ワイルドな食いしん坊の年下。
牧羊犬が羊を柵の中に誘導する英国伝統のスポーツ、シープドッグ選手権のように私は既にある意図を持った柵の内に追い込まれているのかもしれない。慎重な発言に終始すべきだ、と脳を踏ん張る。
が。
「因みに、プレゼントというか、お腹を空かせている子に肉を一片切り分けて譲渡する、というのは、マナー違反なのですか?」
興味の圧しに不用意な一歩を踏み出してしまう。言い訳のように何でもない様子で肉にナイフを入れる。
「本当はだめだけれど、なんせみんな育ち盛りだからね。分け与えるのはマナー違反じゃないよ」むしろ美徳かもね、と貴代子様はグラスの水を口に運ぶ。
ナイフが液体を通るように抵抗なく肉を切り分けた。
「……その、副島先輩が炉端さんに、その、もっとお食べなさいと食べ物を譲ることはあるのですか?」餌付け、という単語を何とか喉の奥に隠した。
「またか炉端、仕方ないな、って、割と頻繁に」
私は歯を食いしばった。五輪で重量挙げの選手がバーベルに打ち克とうとする闘いの顔。
「炉端さん、とても美味しそうに食べるのだもの、誰だって与えたくなるわ」微笑むお姉さま。
「でも炉端さんは副島さん以外にはあまりねだらないんだよね。他の人と違って嫌いな茹で人参とかを食べさせようとしないからかな?」
貴代子様の言に食い下がる勢いで「それは!」と私は立ち上がった。「それは副島先輩が嫌いな食べ物を把握してるからじゃなくって、炉端さんが副島先輩を狙い撃ちしているからなのよ! 副島先輩にしか見せない顔……おねだりの顔……。そのお肉、ちょうだい(はーと)。副島先輩は彼女の小悪魔な魅力に抗い切れなくて、ついつい分け与えてしまう。本当は自分もその肉好物なのに。でもそれが彼女の血肉となるならば何も惜しくない、喜んで与えるわ……なぜならそれが愛だから……。好き嫌いの把握は二人だけの特別な関係を公衆の面前で晒しながらも秘匿するための、巧妙な言い訳なのよ……嗚呼、なんて高度な……炉端さん、可愛い顔してなんてエグいのかしら……」
全身を駆ける百合の精神的感応に、私はその場でしばらく打ち震え、それから糸の切れた操り人形のように虚脱して着席した。ひとっ風呂浴びた恍惚。
数瞬、時が止まった静けさだった。
「なるほど」
表面張力で張り詰めた水面がもう一滴の水で瓦解するように、貴代子様の一言で時が流れ出す。
魂の戻った私はしまったと慌てながらも何も起きていないようなすまし顔でやり過ごそうとした。
悠然と水を一口飲んだ貴代子様の目が僅かにだが細くなる。
「ていうことらしいけど、お二人の見解は?」
貴代子様が問うた先、隣の卓で食べる副島先輩と炉端さんに視線が集中する。私も振り返って二人を見る。副島先輩の引きつった顔。そりゃそうだ、巧みに着込んだ迷彩服を私が脱がせてしまったのだもの、彼女らは今限りなく全裸に近い。炉端さんを見ると。
まんざらでもない、といった顔で。
「んんんぅぅぅーーー」私は呻いた。くらくらした。エンドルフィンの惜しみない投与。
「お姉さまだからといって、二人に意地悪をするのはだめよ、貴代子」お姉さまが嗜めると「花咲さんが突拍子もないこと言うからさ、訊いてみたくなっただけだよ。ガバナンスの一環さ」と貴代子様は肩を竦めて見せ、「いいえ、あなたの質問は十分に意地悪の領分だわ」とお姉さまに突っ込まれている。「はいはい、華恋も意地悪だなあ」「そうやって揚げ足を取って。今日の貴代子、少し攻撃的ではなくって?」「そんなことないよ」「そうかしら?」「そうだよ。攻撃的っていうのはさ」
出し抜けに貴代子様が隣席のお姉さまの肩を抱き寄せて彼女の白く繊細な顎に手を添える。
「こういうことを言うんだよ」宇宙の中心のような深みある瞳でお姉さまの目を覗き込む。
「きゃああああ!」私は叫んだ。「王子様キャラに、お姫様のようなお姉さまが顎クイされるなんて! それってもうロイヤル百合じゃない! 実物で見るロイヤル百合だわ! 最高にして最強、王道にして覇道、百合生態系の頂点に立つロイヤル百合……それを拝む栄耀……大輪の百合だわ……誰もが支持するジャスティスの在り処だわ……」
人身御供として捧げられた乙女の心で二人を拝む。感動の前に人は涙せずにいられないと知る。至福という言の葉が指すもの。
暫し見つめ合っていた貴代子様が、肩を抱く手を放し、顎からも手を引いて元の体勢に戻る。その様を私は鎖に繋がれて御主人様の遠ざかる背を見送ることしかできない犬のひもじさで眺めた。
「凡そは、理解できたかな。試すような真似をして、良くなかったとは思う」
貴代子様が敗戦後のインタビューに応じた監督のように静かに口にして、私は骨の髄まで解剖されてしまったことに赤面する。私が副島先輩の服を剥いだように貴代子様も私を芯まで剥いた。マゾヒストではないので羞恥は苦痛と同義だ、今すぐこの場から逃げ出したい、せめて何かしら言い繕いたい、と考えながら、別に百合という概念を知らない彼女たちが前世のように私を異端審問に掛ける心配もないのだから私はただ欲望のままに百合を吸い尽くせばいいだけなのに、何に言い訳したいの?とも思う。
「試すって、誰が何を試されたのかしら?」首を傾げるお姉さまは、ロビーでの貴代子様×副島先輩×炉端さんの瞬間に立ち会っていなかったから私が百合を賞味する姿を目にするのは初めてで、だから貴代子様の台詞の意図を汲み切れていない。試されたのは自分ではなさそうだが、たぶん花咲百合子が試しに遭ったようだがそこに何を見出したのかまでは理解していない様子だ。若しくは、貴代子様の意図を薄々感得しながら下級生を守るためにお茶を濁しに来ているのか。お姉さまが我が痴態に失望した様子ではないことに安堵するも私は俎上の鯉だ、のっぴきならない状況にきゅっと口を閉める。
「ま、いいじゃないか。なんとかの勘ぐりと呼ぶからにはやはり品のないことなんだから、もうやめよう」
「まあ。貴代子だけ分かっていて私が分からないなんて、不公平だわ」
「公平が必ずしも平等を担保するわけじゃない」
「私が蚊帳の外なのは寂しいのよ。花咲さんのことよね? 私だって知りたいわ」
どうやら意味を理解できなかったらしいお姉さまとなぜか固く隠蔽する貴代子様との問答に不穏が芽生え始めたところに、女性のやさしい声がすっと顔を出す。
「あの」貴代子様の横に座る女子。
「何かな?」貴代子様の王子様スマイル。
「あの……」もじもじして、何かいけないことを申し出るようにゆらゆらした声で女子が言う。「先程の、お姉さまと華恋様のポーズを、もう一度やって頂けませんか?」
「ポーズ?」
「華恋様の顎を上げて、顔を近づけるポーズです」
女子の瞳がシャンデリアの光を集めて輝いている。大きく開いた目。おや?と思う。
「……これは、策士策に溺れる、というやつかな」
苦笑して、一息吐いたと思う間に貴代子様がお姉さまの顎に手を添え、顔を近づけてみせる。
「きゃあああ!」と叫ぶ私の声を岩で以って圧し潰すように「きゃああああああ!」という歓声が食堂に響く。ポージングを要求した女子だけでない、其処此処の女子がロイヤル百合に感応したのだ。
ポーズを解くと、彼女たちがざわめく。「素敵だわ!」「うっとりするわ!」「さすがお姉さま!」
「サービスはこれでおしまい」貴代子様が手を小さく挙げて静粛を要求する。皆がすぐに口を噤む統率力。
「花咲さん」と貴代子様。「今のは、君が生み出したムーブメント、みたいなもので、君が歓声を上げる許可を与えた。そして追随する者が生まれた。それが何を意味するのか、君ならある程度理解できていると思う」
誰も百合という言葉を知らない世界。でも百合の魂は持っている。皆が知らず知らず咲かせている百合の花、それを愛でる精神は確かに在るのだ。名状以前に百合は存在する。そして、その正体が分からぬまま本能で百合に走る者もいる。例えば、公然と料理を融通している彼女たち。
「ただ」快晴に雲がなだれ込むような重く暗い声。「希望ヶ丘女子学園の教育方針の、基礎の基礎は何か。私たちがこの学園での教育を通して辿り着くべき目的地はどこか。知ってる人」
貴代子様の問いにすぐさま「良妻賢母ですわ」と声を上げたささめは、一番槍の手柄にもあまり喜ぶ様子はない。これから語られる内容を凡そ理解しているような雰囲気。つまり、中学校から高校に上がるまでに常識として刷り込まれてしまう考え方。
「そう。私たちの終着駅は、良妻賢母」貴代子様が顔を下げ、言葉が浸透する間を置いて、また顔を上げる。「私たちがここで過ごす日々は、きっといい思い出になる。学校で学ぶ実用的知識だけでなく、もっと豊かな、心温まる記憶として思い返される場面も多いはず。人によっては、胸のときめく秘め事の一つや二つ、得られるのかもしれない」貴代子様が瞬間的に副島先輩に視線を遣った。何が見えたかは分からない。「けれど」絶望した人を前にしても絶対に手を差し伸べないという強い意志を込めて。「私たちは卒業後、早い人は在学中に、決められた男性と結婚する宿命にある。この学び舎に入った時点で、私たちは未来を定められている。他の道はない。良妻賢母として男性の所有物となる以外の道は、ね」
「男性と結婚……」ざらついた言葉を私は復唱する。
「君が夢見る未来は、無いんだよ」貴代子様の輝きが微かな卑屈にくすむ。
「男性……」硬く骨張った響き。
「男性と結婚し良妻賢母として暮らす。それが私たちの結末さ」尤も、私にはまだ婚約者がいないのだけれど、と自嘲する。
「男……」
三度口にして、私の中に沸いた激情が爆発した。
「男ぉ?!」両掌で卓を叩き立ち上がる。「冗談じゃないわ! それって最悪じゃない! 百合の園に男が入り込むなんて! 汚らわしい! 汚らわしいわ! 百合に割り込む男には天誅が下されるべきよ! なのに、天誅を下す力を持つ百合神様が、事もあろうに百合神様の統べる至上の百合の楽園に男がずかずか踏み込むのを許すだなんて……有り得ない……なぜなのですか百合神様……あなたはなぜ男が花園を踏み荒らす設定なんてものを……」
急に気が遠くなり、片足が地を離れる感覚。視界が霞んで、倒れ込むと思ったが誰かが私を支えて、椅子に座らせ身を背もたれに預けさせる。大丈夫? お水飲める? と、グラスが口元に近づいてきたのでタイミングを合わせて吸うと水が喉を下りて、その冷たさで頭に冴えが少し戻る。隣に座る子が私を受け止め、介抱してくれたと知る。
ありがとうございます。謝意を伝えるには弱々しすぎる発声。
「少し、興奮しすぎたのよ。深呼吸をして落ち着きましょう」ね、と彼女。
はい。深呼吸して、乱れた何かをリセットしようと試みる。吐き出される息は見えない。毒素はまだ抜けていない。数回吐いて、「ありがとうございます。落ち着きました」と応えた。
彼女は額面通り受け取り、「良かった」と表情を和らげた。
「貴代子」お姉さまが、華やかな薔薇に生えた棘を現す。「その話はやめましょう。せっかくの、花咲さんを迎えて最初の夕食が、台無しだわ。指導はお姉さまである私がします。あまり噛みつかないで頂戴」
「話すなら今だと思ってね。越権行為だったなら、素直に謝るよ」誠実な謝罪、でも、自分の行いは間違っていなかったという確信も含む。
「貴代子はやさしい人よ。今日はいつになく意地悪なだけ」お姉さまが私に語りかける。
「照れるな」と貴代子様。
「混ぜっ返さないで」ぴしゃりと言って、すぐにお姉さまは柔らかく微笑む。「それより私、花咲さんに訊きたいことがたくさんあるの。皆もそうではなくって?」
緊張に硬くなっていた皆の顔が、三寒四温のように徐々に緩む。お姉さまが息を吹き込んだことで、ぴりぴり澱む空気が流れ、少し冷え始めた夜に春の温もりが戻る。
「あの……」おずおずと、支えてくれた子。「花咲さんは、どこの出身なのかしら?」
「……一応、日本です」
「日本って」笑う。「何県の出身かを訊いているのよ」
「どこだと思います?」
最初に挙げられた県名に頷く。普通なら文脈をすっ飛ばした地名を挙げずに最も可能性の高い選択肢を出してくる。その提示を上手に選び取りながら私は自らの架空の履歴書を加筆修正すればいい。
「お父様は何の仕事をされているの?」斜向かいの、興味剥き出しの子。
「父が石油王で、母がその愛人なのでしょう?」ささめが愛人という言葉を強く押し出す。その歪めた口端と高慢の鼻筋はあの冗談をまだ根に持っている証左だ。
「ささめさんが言う通り――」
「一条さん、と、呼んでいただけますかしら?」
事前に自己紹介を受けていても、私は敢えてささめさんと呼んだだろう。「一条ささめさんの仰る通り」と言い直す。「私の父は石油王で、母はその愛人です。同時に国際的に暗躍するスパイでもあります」
「暗躍するスパイが身元をバラしてはだめなのでは?」貴代子様から突っ込みが入る。
「確かに。でも、母が言うには、深く食い込めば身元がバレようと関係ないそうで。誰に服従しているのかをバラさない限りは」
「なるほど」と頷く貴代子様は虚構と分かって楽しんでいる様子だ。
「因みに、小学六年生の弟は二重スパイをしているらしいです。時々父母の動向を訊いてきます」あ、私はスパイではないのでご心配事を秘匿する必要はありませんよ、と付け加える。
とんでも設定に嘘だと気づいた者からくすくす笑いが起き、「弟がいらっしゃるの?」と話題が膨らんでいく。ささめに目を遣ると、またくきぃぃぃ!と音なく悔しさを発声していた。
私への問いかけを続ける者と、興味を満たして今度は腹を満たそうと食事モードに入る者とに分かれ、卓の上から次第にメインストーリーが失われて雑談とナイフが食器に当たる音へと落ち着く。これが普段の光景なのだろう。
豪華食堂での上質の食事にお嬢様方のご歓談。一百合少女として幸福の粋と言える晩餐の中で、私は心中の、穢れなき白布に落ちてしまった小さな墨の点を見つめていた。
男性と結婚し良妻賢母として暮らす。それが私たちの結末さ。
黒地の布なら諦めもついた。かもしれない。赤や黄色なら、ムカついて水玉模様に仕上げて良しとしたかもしれない。けれど。白布に落ちた黒は、その存在をどう誤魔化そうとしても否定し得ない。僕はここにいるよ、と、常に主張してくるのだ。悪辣なにやけ面で。それが最もこちらにとって不快であると心得た上で。
卓を覆う清潔なテーブルクロスにシミや汚れはない。嘘偽りのない純白。それでも、自分が手を動かす度に落ちる影が、無性に目障りだった。
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