ヨゾラ症候群な少年
雨音
ヨゾラ症候群な少年
朝が来るのが怖くて 泣いてしまったんだ
でも、僕はヨゾラを見あげて 安心したんだ
星が瞬くキレイなヨゾラで
まるで「ひとりぼっちじゃないよ」
って行ってくれてる そんな気がしたんだ
絶望に満ちたこんな世界で
一筋の光も見えなくて
もがいては❛本音❜をしまい込んだんだ
どれだけ 泣いたって 喚いたって
それでも刻一刻と 平等に夜は明けてく
いてもたっても居られなくなって僕は
「お願いだから 明日なんてどうか来ないでよ」
って叫んだんだ
朝が来たから そっと目を閉じて
ヨゾラを思い浮かべるては また涙をながしたんだ
溢れ出した涙は 湖になってゆくんだ
泪のカズだけ強くなれるなんて そんなのは嘘だ
どれだけ泣いたって 喚いたっめ
それでも刻一刻と 平等に夜は明けてく
いてもたっても居られなくて僕は
「お願いだから 明日月曜日来ないでよ」
って叫んたんだ
涙が枯れたら その先にあったのは
綺麗な夜空だった
ヨゾラが恋しい僕らはきっと
ヨゾラ症候群だ
ヨゾラ症候群な少年 雨音 @amanesan96
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。ヨゾラ症候群な少年の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます