『読者の意見とかに耳を傾けるべきだ』とか言うのもいるじゃん。なのに、そうやって読者の意見を参考にして作品作りをするのを貶すのがいるってどういうこと? どっちなんだよ? 

読者とかの意見なんか最初っから耳を貸す気がない、


<意欲的で野心的な作品>


が存在するなら、それ自体が創作にとっては幸せなことだと私は思う。


もちろん、そういうのが商業的に成り立つかどうかというのはまた別の問題だけどさ。


あと、<創作の手法>についても他人がとやかく言うのは、創作にとってはマイナスだとしか思わない。


私は読者の意見とか聞き入れる気は毛頭ないけど、逆に、読者とかの意見を参考にする手法があってもそれはいいと思うんだ。


なのに、そういうのを<エゴサ○○>とか言って揶揄するのがいるらしいね。


『読者の意見とかに耳を傾けるべきだ』


とか言うのもいるじゃん。なのに、そうやって読者の意見を参考にして作品作りをするのを貶すのがいるってどういうこと?


どっちなんだよ? 


『読者の意見を聞くべき』


なのか、


『読者の意見を気にして作品作りするとかダセ~』


なのか、どっちなの? ブレすぎで話になんないでしょ。


私自身は、


『読者の意見に振り回されてたら自分の創作の軸がブレる』


と感じてるから一切聞き入れないことにしてるけど、だからって、読者の意見を最大限取り入れたり参考にしたりっていう創作手法についても否定する気はないんだよ。それがその創作者さんの<創作の軸>なんだったらさ。


創作者さんの<創作の手法>を貶すようなのは、とにかく創作そのものにとってマイナスにしかならないと思う。読者の意見を参考にするようなタイプの創作者さんはそれこそ、自分がなんて言われてるか思われてるかってことも気になっちゃうタイプだったりするんじゃないの? そういう人は貶されたりしたら精神的に追い詰められちゃったりするんじゃないの? 


で、それが原因で創作をやめちゃったりしたら、完全な<損失>じゃん。自分が創作に対して損失をもたらす者になってて、そんなので創作全体の質の向上に繋がると本当に思うの?


自分の好みに合わない創作者を潰せば良いものが増えると、本気で思ってんの?


自分の好みに合う創作者さんが、自分と同じように考えてるけど自分とは好みが違う誰かに潰されて筆を折っちゃうかもしれないとは、考えないの? そういう事態を想定することもできないの? それを想定するだけの想像力も持てないの?


世の中の創作者さんは、私みたいに鈍感な人ばかりとは限らないんだよ? むしろ、繊細な感受性を持ってる人の方が、ダメージ受けやすいんじゃないの?


なんでその程度のことも想像できないの?


何度も言うけど、揶揄するような蔑むような意図を込めたものは、<批判>なんかじゃないよ。


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