　『静寂の中、胸を締め付けるような虚しさが体の中で溜まっている。

　喉からこみ上げてきそうな嗚咽にも似た苦しさが消えない。

　一体どうしてなのだろう。どうすればいいのだろう。』

　・・・・・

　「…あーやめだやめ。」

　こんなこと考えていたってしょうがない。

　自分が辛いっていうのにわざわざそれを美化する意味が分かんないね。

　自分で文章作っていてあれだけど、はっきり言っちゃうけど、自分が辛い理由は確かにわかんないけど、それは「辛い理由がたくさんありすぎてどれが一番の原因なのかわからないから余計にむしゃくしゃする」っていうわけ。

　今部屋で一人っきり。別に一人が嫌いなわけじゃないけど、人肌が恋しくなる時くらいあるじゃんか。

　この前親しい人たちとワイワイやったせいで余計に部屋の静けさが苦しいよ。

　「あーーーもう！つらい！どうしてこんなに生きるのは大変なんだ‼みんな辛いだろうよ！でもわたしもつらい！みんな辛い！だからそこに順位なんてないんだ！！！逆に誰が辛いかなんてマウント取り合っている方が余計に辛い！そこで自分より下の奴を見つけていい気になっていると酔いがさめた時に死にたくなる！」

　別に今お酒に酔っているわけじゃない。お酒は飲んだけれど、寂しさは消えなかった。おいしいものを食べて、気分をよくしようとした。そうやって考え付いたとき、少しだけ楽しくなったけれど、食べたいものが思いつかなかった。そして、何を食べればいいのか分からず、余計に空しくなった！

　こんな時に酔わないでやっていられるか！「私は凄いっ！」って自分に酔っていないでやっていられるか！

　プライドや人目を気にしていたら余計に肩身が狭くなる。何も考えずに、せめて、脳内だけではパラダイスでいたい。

　何もかも忘れていたい。

　どんな正論をいわれても、どんなにみじめに思われても、今の私は自分に酔いしれているので、聴く耳を持たないし、向き合う目もございません。

　冷静になって改めて振り返った時に自滅するまで私は止まりません。

　それじゃあまた！

　「あー！空しー！（泣）」（いや、もはやピエン。）

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