第1話 運命の出会い1

朝6時30分僕が毎日起きる時間だ。

僕は電車通学なのでこの時間に起きないと遅刻してしまう。

「誠司起きて〜」

母に呼ばれているため返事をして下に降りた。

朝食をとり、制服に着替え家を出た。

今日は日差しが強いと思いながら駅へ向かう。

来た電車速やかに乗ると、

「よっ!」

などと挨拶をされた。彼は水田隼人みずたはやと僕の友達である。

「相変わらず君を見ると目に毒だな」

「なんだよ。元気出せよ」

などと会話をしている。水田はイケメンで気配りが出来る完璧なやつである。なのでよく僕と一緒にいる理由がよく分からない時がある。

電車に揺られ10分。高校の最寄り駅に着き高校は駅からすぐなので歩いてすぐ学校に着く。

そして中に入るとクラスの名簿をくれたので確認すると、

「おっ誠司同じクラスじゃん」

「一年間よろしくな〜」

「なんでそんな投げやりなんだよ」

「とりあえずクラス行こうぜ」

などと会話をしながら一年三組を目指す。

教室に着くと、

「誠司、隼人おはよ〜」

「おはよ〜」

「二人くるの遅くない?」

「千夏が来るのが早過ぎなんだよ」

おい、まだ登校時間の20分前だぞ

「そう?てか誠司そんな調子で友達なんて出来るの?」

「僕には僕のペースがあるんだよ」

などと話している。彼女は森田千夏僕の幼なじみである。



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