ニチサハよもやま話
しょぼん(´・ω・`)
第1回:スタイルは問題点にもなるよね……
※本内容には、一巻の第五話までのネタバレが含まれる場合がありますのでご注意ください。
皆様、連載中の「ニチサハ」こと「非日常なんて日常茶飯事」を読んでくださりありがとうございます。
(読まずにこっちだけ見る人は居ないよね、多分……)
本作品ですが、紹介文にある通り、色々と折角なので小説本編だけでなく、裏話とか、作者の考えなどを伝えてより多角的に楽しんで頂く企画としまして、『ニチサハよもやま話』を連載していく事としました。
栄えある第1回は、この作品の変えられないスタイルであり問題点について、ちょっとお話してみようと思います。
元々話を完結できるよう執筆を終えてからアップしている本作。
作者本人がかなり自由な思想=やりたいスタイルで書いているわけですが、それ故に抱えている問題点が幾つかあります。
そのひとつは一話が長いこと。
まあ描写とかの拘りでありつつ、同時にまとめ下手な文章の稚拙さと紙一重なのですが、元々これは想定していました。
推敲もしっかり行う関係上、一週間一度更新にしているのもあり、その分一話をガッツリと読めるようにしておきたい、というのがその理由なんですが。
もうひとつが意外に問題。
それは……絶対的に、一話の中で話が完結しないこと。
オムニバス形式ではない長編を書いている都合上、多少は止むなしなんです。
ですが。実は、しょぼん(´・ω・`)さんの物語は、わざと「過去の話を伏線にする」事が多いんですよね。つまり、読んでいく流れで必要なシーンが連続してこない。
例えば一巻第五話を読むと、佳穂とエルフィの出会いの話が出てきます。
実はこれ、一巻第三話の夢のシーンを見ていないと、実はあまりピンとこなかったりします。
記憶がなくなった話のくだりも、一巻第二話までにその描写はないのに何故こんな事に? という部分の疑問が、話が進む中で少しずつ明かされるよう構成していたりします。
本作品は、本当にこういう流れがめちゃめちゃ顕著なのです。
実際構想上、それこそ巻を跨ぐ伏線とか展開まであったりもするのですよ。
ですので、何処か一話掻い摘んで読んだ場合、作者のそういった意図とか、すべての全体像が全然見えない。
更に、よもやま話の第1回時点で、まだ一巻すら全話公開されていないので、その繋がりを読者が満足して解消できないのですね。
なので、特定の話を見たけど、他の話も見ないといけないのか、面倒くさそう……って思われやすいんです……。
とはいえ、作者はそれを意図して組み込んでいるので変えようもない所だったりもします。
(既に一巻は書き終わっていて二巻執筆中でもあるので……)
ですのでもし読んで頂ける方は、中々語られない話や解決しない伏線にヤキモキするかもしれませんが、よろしければ最初から読んでいただきつつ、そんな伏線などを楽しんでいただけたら幸いでございます。
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