まだ…エデンが神々に溢れていた頃、強大な力と全てを魅了する美貌を持った女神が居た。

聡明な女神はゼノグラーシスと番になろうと考えた…しかしゼノグラーシスはそれを良しとはしなかった。

やがて愛情は愛憎に変わりその力と美貌でエデンに存在していた神々を従えてゼノグラーシスへと反旗を翻した。

それが神々の戦いである。

１千万は存在した神々、それに対するはゼノグラーシスのみ…

それでも力の差は圧倒的であった。

戦いは長きに渡たり続いた…そして最後に残った女神もグラズヘイムにて滅ぼされた。

全ての神を消し去ったゼノグラーシスだったが…女神だけは例外であった。

女神から巨大なクリスタルを生み出すとその中に女神の一部を埋め込んだ…そしてエデンの中心を彩るように据えた。

クリスタルはエデンの大地に接触する事無く浮遊し続け、のちに生み出された多くの神や生物を魅了した。

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