121.BRAND V.D.C/Valentine D.C.

 VDCの2と3のフルアルバムの間のミニアルバム。

 個人的にはここまでが頂点かな。


1. HUSH DOLL

2. 下弦の月

3. 上を向いてた

4. とんがりたい

5. Piano​

6. 追い風​

7. EASY ANGEL


 アマゾンでも中古しか出てない廃盤……

 曲か音とか無茶苦茶好きだったんですが、ともかく売れ行きがなあ……

 5.はおはなしが作れたくらいだしー。3.とか6.は気持ちいい風が吹いてる感じだったし。

 うーむ。

 この次の「All is vanity」とシングルカットからどーもエコーズでもあったような「あかんわー」という感じが出てきたんだよな。

 個人のこととか、客観的な話の様なものを歌っていたひとが、観客に向けて歌詞を書き出した時、よっぽどのことが無いと確実に壊れてくと思うんだよな…… 扇動に持ってきた時、それはもう媚びになりかけてしまう様な感じがする訳で。

 個人とかお話を「勝手に」作ったものを「生で」歌った時に、共感が生まれるのがいい関係だと思うんだけどなー。バンプがいい例だと思うんだけど。

 当時ワタシが彼等を見たのは大概クワトロだのダイヤモンドホールだの、その大きさのハコだったんだよな。で、実際ライヴは楽しかった。歌も音も良かったし。


 ……何ですかねえ、やっぱりレコード会社の売り方かなあ、と思わざるを得ないのよね……


 まあ「初恋」はシングルにしては「めんどくさい曲の進行だなあ」と思ったのは確かだけど…… 

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