60.LUNA SEA/LUNA SEA

 これまでの人生で一番沢山ライヴに行ったバンドですよー。

 なので個人的はまり歴がもろ出てますわー。

 なのですが、思いっきりはまっていたものだっためっきり聞かなくなってました。

 のでしばらくアマゾンミュージックで聞いてたんだけど、まあ改めて買い直して。


 ということでLUNA SEAのインディーズ盤。

 ワタシがちゃんと知ったのは92年なんで、その前の年。

 最初にライヴ行って彼等見たのは一応「エクスタシー・サミット」の91年10月なんですが、この時点ではXさんが目当てだったので彼等に気付いていなかったんですよね。

 ただXさんが翌年しばらく活動休止してしまったんで、何か寂しくなってしまった訳ですよ。

 てな時に「IMAGE」が出て、まだロッキンオンジャパンに居た市川哲史がまあそのつながりで彼等にインタビューする様になった訳ですよ。

 で、そこでSUGIZOの「当時の」姿にガン惚れした次第ですわー。あの美しさと醜悪がぎりぎりのラインで成り立ってる凄さ。

 と、アレ。デジャヴのPV。

 まだそーそーPVが入手できる時代でもなかったので、わざわざボーリング場でジュークボックスでお金払って見たりもしましたよ……

 あとライヴビデオ。

 この映像の彼等に惚れ込んだ訳ですよ。

 だから彼等に関してはもう言い切ってしまうけど「音楽だけ」ではまった訳じゃーございません。パフォも込みです。


 ライヴのための遠征ってのはエクスタシーサミットの楽しさで判ってもいたので、慌ててFC「SLAVE」に申し込んだんですが、さすがにその時のツアーは取れませんで。92年5月か6月に入って、2000番台。これは後にちょっとした人の縁につながった会員番号数でしたなw

 で、最速でとれたのが、92年7月の夏の京都スポーツバレーの野外。まだチケットぴあに朝早く並んだ時代ですよ……

 ブロックで仕切られていたんですが、その後ろ側に仕切られた一番前に居たら、ロープで腹押されて+暑い!→くらくら~→舞台横の救護所行き。ただそこがちょうど舞台の右手だったので、ええ、今でもその時の杉氏の姿がくっきり思い出されますわー。

 ただ復調したら長居できなかったので、また中に入らなくてはならなかったんだけど、さすがにそこまで体力がなかったので、外側の小さな観覧車に乗って見たという。

 ちなみにこのワシがちゃんと黒ずくめで行ったんですよ! 信じられない。夏仕様としてもだ!


1. FATE

2. TIME IS DEAD

3. SANDY TIME

4. BRANCH ROAD

5. SHADE

6. BLUE TRANSPARENCY 限りなく 透明に 近い ブルー

7. THE SLAIN

8. CHESS

9. MOON

​ 10. PRECIOUS​


 好き、よりは「ライヴで瞬時に反応できる曲」。

 曲として好き、というとこのひと達のは何か違うんですよねー。

 だって個人的にはRYUの歌詞にぴんと来るものは無かったし声質も合わないんすよね。

 だから基本的にこのバンドはワタシが唯一「バンドの音とパフォ」で好きになった訳ですわ。

 実際彼等を聞いてようやくギターの音色の違いがわかるようになった程度だし、そもそも彼等の音というのが、これでもかとばかりに全部同等に前に出てくるタイプだったというのがあるんだよな。

 で、あのわかりやすいルックスですよ。

 ワタシはともかく顔とか姿とかを印象でしか判別してないから(相貌失認まではいわないけど興味が無いと本気で頭がピントを合わさない)あのくらいくっきりとキャラづけしていると実にわかりやすかったのだわ。

 まあそういうとこが、V系とオタクの親和性にも通じるんだけどさー。​


 ちなみにRYUを否定している訳ではなく、結局彼以外では成立しないんだけど、彼の何かに惹かれるということが無いのね。

 んでもって、彼等がソロでやったものもそれぞれ惹かれる訳でもなく。


 あくまでこの恐ろしいまでのテンションで五芒星のように力が均等に引き合った状態のバンドがぐーーーーーーーーっとでかくなるまでの時代が大好きだったし、その頃の曲もライヴももの凄く力があったよね、という話なのですよ。

 何たってと若いし!

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