助け人

勝利だギューちゃん

第1話

「RPGの世界に入りたい」

時々、真面目に思う。


ゲームの世界は、基本一晩寝れば、瀕死の状態でも、体力が全快になる。

それが、羨ましい。


リアルな世界なら、それはあり得ない。

特に、寄る年波には勝てない。


そう思いつつ、今日もRPGをやる。

そういえば、オンラインゲームとかで、ゲームの中で他のプレイヤーと、お話するものがあるらしいが、

正直、僕には理解できない。


人づきあいは、現実だけでたくさんだ。


「えーと、やけにリアルだな」

感想がもれる。


実はゲームをやるのは、数十年ぶり。

その時は。平面だったが、今では立体的。

技術の進歩は、凄い。


「さてと・・・今日はどこまでやるかな」

あまり、はまらないように、気をつけている。

他の事が手につかなくなるので、そこは自分に厳しく。


基本、RPGの舞台は、中世ヨーロッパ。

この時代の女性は、あまり肌を露出しなかったと思うが、ゲームなので、気にしない。


しかし・・・


ゲームはやるだけでも、疲れる。


≪ゲームは一日一時間≫

昔の人が行っていたが、健康の面もあるかもな・・・


さてと・・・

きりがいいので、今日はこの辺で止めておこう。


灯りを消して、床につく。

パソコン消した。スマホも、消した。窓閉めた。

オール電化なので、ガスはない。


お掃除は、リンダに任せよう。

ルンバのリンダに・・・


では、お休みなさい・・・

誰も、いないけど・・・


それから、数時間後に、異様な音で目が覚めた。

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助け人 勝利だギューちゃん @tetsumusuhaarisu

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