第4話:美穂ちゃんのお家に行く!

※この物語は個人制作であり実際の人物、団体、事件とは一切関係がありません


〜次の日の朝7時〜

「おはよう、美穂ちゃん」

「おはようございますっ貴一さん」

「ご飯食べたら準備してね、美穂ちゃんのお打ちに行くから」

「はい…」


〜朝9時〜

「ここの道をまっすぐ行って、あそこ曲がったすぐ右のおうち」

「わかった」

(緊張するなぁ)

「美穂ちゃんはここで待っていなさい」

「うん」

ピンポーン

「はーい」

「こんにちわ、白衣貴一と申す者です」

「は、はぁ?、私は鈴木美音(みおん)です」

「実はお宅の娘さんの美穂さんの事でして」

「ウチの子が見つかったんですか?まぁ、今更見つかったってなんだって話ですがねwww」

(この人、人として最低だ)

「実は2日前夜遅くに1人で居るのを見かけましてうちで保護してるんです」

「へーだからなんですか?」

「帰ってきて欲しいとは思わないんですか?」

「別に〜あんな出来損ないいらないですよぉ」

(酷いなこの母親)

「よろしければ美穂ちゃんを貰ってもよろしいでしょうか?」

「ええ、良いですわよ」

「では今から市役所に行きましょう」

「ええ、オホホ」


〜朝10時頃〜

「これから美穂ちゃんはずっとうちの子だよ」

「わーい貴一さんと同じおうちで暮らせるの嬉しい!」

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