ソロモンの悪魔学 基礎理論Ⅰ

らぴ

第1講:ソロモンの72柱とは?

「ソロモンの72柱」と聞くと、なんだか厨二心がくすぐられるのは私だけではないはず!(笑)


というわけで、今回は「ソロモンの72柱」とは一体何なのか?


というところからはじめて、創作のネタになりそうな話を手短に話すような講義をはじめていくことにしたいとおもいまっす!


それでは、早速やっていきまっしょい!


まず、「ソロモン(スレイマンともいいます)」というのは旧約聖書に登場してくる古代イスラエルの王であり、そのソロモンさまとやらは英知(知恵)をもってして、72体の悪魔たちを使役していたとされています。


それにしても、ユダヤ人に「英知の王」というのも、なんだかイメージ的にしっくりくるものがありますね。


まぁ、ともかく「ソロモンの72柱」の元ネタというのは、このように旧約聖書にあります。ただし、旧約聖書の中で詳細に語られているわけではないということは、調べる前に留意しておきたいところですね。


そのため、実際に旧約聖書中に登場してくるのはバアル、アモン、アシュトレト、アスモデウスの4柱だけです。


これを更に深堀りして体系化しているのが、十七世紀に作られたとされる「ゴエティア」という表題のついている「レメゲトン」です。ちなみに、作者は不詳です。


※ここで『レメゲトン』というのは、魔術に関して記載されている書物(グリモワール)の中でも、特に「精霊や悪魔の使役方法」に関して述べているものを指します。


というわけで、次回はこの「ゴエティア」についてみていくことにしましょう!


それでは、また次回もお楽しみに!


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