第2ステージパート3
若林さんに部活の出し物は押し付け、失敗しても適当に歴史でも調べて展示しとけばいいと思いながら早良さんかわいいよ早良さんするのと早良さんかわいいよ早良さんしながら図書委員の仕事をするのと、図書委員の出し物の準備のため図書室に行く。
何か良い文じゃないなこれ。
ほとんどの図書委員がやる気がないので、相変わらず早良さんしかいない。
こっちの方が俺には都合がいいのだが。
早良さんと一緒に司書教師より指示のあった古本市に出品する本の整理をする。
本に値札を貼り、箱に詰める。
詰め終わるまで二人で作業する。
早良さんかわいいよ早良さん。
終わると早良さんは予備校に行くので途中まで一緒に行く。
何を話したのかも覚えていないが、そんなものだろう。
さ、しつこいからやめる。
早良さんは家庭の関係もあるためか、一年生から予備校に通っている。
香恋ちゃん以外受ける価値のない授業を聞くよりはましだろう。
更に余計な講習を授業料をとってまでやろうとする連中だ。ともかくしょうもない。
早良さんが一年生のときの担任に講習を受ないことをとがめられたとき、香恋ちゃんと共謀して名義だけカーリング部に入らせた。
俺も含めてろくでもない講習に関しては部活の練習という名目で参加しない。
その代わり香恋ちゃんの熱血指導はヤバイけど。早良さんみたいに勉強したいひとはいいと思う。
早良さんと中心地の駅で別れ、乗り換えて家に向かう。
今日も早良さんは可愛かった。
明日も図書委員で早良さんに会おう。
おわり
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます