チクコイ
Tonny Mandalvic
オープニング
ごみのようなエブリデイ
今日もまた妹のあやせにたたき起こされる。
「起きれや、カス。」
妹が優しいとか甘えてくるとかなんて言うのは嘘800だ。
今日もクソみたいな日々が始まる。
後々15年後希望がなくなる分もっとクソみたいな日々が始まるとは今は思わないがな。
わざわざこのようなゴミクズである俺を産んでしまった母親の作った朝食と弁当を持ち、玄関を出ようとする。すると、たまたま同じ高校に行く幼馴染みの二見美月からいつものように(この産廃みたいな文章を読んでいただいているありがたいお方にとっては初めてだろうが)バグったことを言われる。
「おはよう。藤倉くん。これを三好くんに渡して。」
三好とは我が大親友である。
いつものように冷たく
「自分で渡してくれ。」
と回答する。
しかし幼馴染みは狂ってるので、
「三好くんに渡して。」
と何度も繰り返す。
クソ妹が出てくると無理やり押し付けられて、渡そうとすると嫌そうな顔をした三好
が浮かぶ。また、ラリっているので何を練り込んでいるのかわからないので食わせられない。直接渡せばいいのに勇気がないらしく渡せないらしい。
俺もその気持ちだけはよくわかる。拒絶されるのは嫌だからからな。
らちが明かないし妹が来たら情勢が不利になるので電車に間に合わない振りをして逃げることとする。
現に電車に間に合わないかもしれないし。
幼馴染みから逃げ、最寄り駅始発の電車に乗ると三好がやって来る。
いつものように挨拶を済ませ、座席に座り強制されている英単語の学習を電車内で始める。妙な視線を感じるがいつも通りだ。
三好も妙な視線の主については無視して音楽を聴いている。
駅から高校に行く間でも妙な視線を感じるが気にしない。
クラスに入ると、学級委員長がいた。
早良百香、クラスの女子の中で唯一まともに相手にしてくれる女子だ。
「おはよう、藤倉くん、三好くん」
「おはよう早良さん」他愛もない挨拶を済ませ、早良さんの後ろの席に座る。毎日彼女の姿を見れるのが唯一の幸せだ。
今日の準備をしながら、早良さんかわいいよを見て目の保養をし、三好と話している際にまた怪しい2人の視線を感じるが無視をしてホームルームまで待つこととする。
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