『ソルボピッド(仮)』
ステンレス・スカイでは電気を流すと心臓に悪く
車で溺死した人間はバイオレンス街で何を思って飛び込んだのか
ぶいんぶいん夢交信がうるさいからきをつけてね。
雷と下層人、撃たれて消えた静かなテレビに別れを告げ
眠れない夜に監視者との距離を探る。
刻み上げる何も見たくない日常で、オートヴァースの海で夏のキャンプをする
目覚めた星達が雫になって墜ちて行く、やがて気化し永久機関へと彷徨う。
蝉の抜け殻、捕食するサトウザルベ、ああ…不安タスティック
昏睡の舟で、枕の質は吸引力に違いを生む。
花でも買いに行こうかな?いや、コーラを買ってこよう。
きんぞくのろっくんろーるがかんかんかん
四匹の恐竜はそれが子守唄、おやすみ。
星の落とし子は台風の日に多くみられる
それを酷いと神経が伝達するなら、窓から見ていた君たちが悪い。
静かな夜、放浪者ジルは昨日の幻覚を見た。
いえのうみで境界線は何処と泳いでいて
蒸気を出す、クレヨンの象がペットボトルに蝋を流し込んで灯りを作る
それを道標にありがたがる変な夢。
二つの声が月の光に紛れて聴こえる。
散歩してのどがかわいた、ドビュッシー
衝動的なサイケデリックデイブレイクがのいずのわるつで始まり
真実を知らない多くの人々が原因不明の淫乱事故で死ぬ。
冷たい猫、三角形の蟹を食べる為に雨宿り。
その家の、留守番電話には夏の怪談が届けられていたから最後まで聞いてみよう。
跳ねて世界で一番太陽に近い場所、指でピコピコする。
ラブレター、10数えるうちに渡せなかったから
そして何も無い星に不時着し、壊れたオルゴールを見つける。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます