グレイツサーファー

欠伸の風船で何処まで行こう

きっと遥か宇宙に全ての無駄を集めた

大きな机があって机上には空論が渦巻いてる

私はそこで繋がらない明るい希望を見る

どれもこれも挫折が無くて眩しい

素晴らしき波乗りが私を攫う時

静寂な宇宙の波を感じれたらな

流星シャチがやって来て

私はそこに投げられて食われても良い

それは欠伸を膨らませたら思おう


幸せのカプセル飲み込んでみたい

出来事じゃない幸せってどんな事を言うの

私に蜜蜂が針を刺して行ったけど

ショックで倒れても嬉しい気持ちが沸いてる

これは勘違いさせるカプセルなんだ

そう知ったのに私は幸せでいた

素晴らしき波乗りが私を攫う時

救急車との取り合いが始まるんだ

私はそのうちグッタリして

タッチダウンは最上階のビルからで

それはレスキューの仕事だからと

救急車も動くの止めて

ハート型に血が飛び散るだろう

幸せのカプセルがあったら思おう


今日を賭けた人達の賽は全て無差別に回る

栄養の吐き出す拒食症の花々みたいに

そのうちの殆どが一晩で枯れる

辛うじてまだ咲くものを乞食の犬が摘む

素晴らしき波乗りが私を攫う時

コイン型のアンテナが回る近未来で

私達のバイバイは売買されてと言う意味が

付く様になるのかもしれない

あの恋人達も家畜として飼われるから

バイバイする時が来るのかも

未来がちゃんと来るなら思おう

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