44 Magnum Spirit

僕だってシャンデリアを空に飾った事があるんだよ

だからスクランブルエッグの乗った皿は宙を舞っている

国家の居眠り達は命ずるんだ


戦場へ行くんだと

それが君達の国へ出来る善意であると


44 Magnum Spirit

44 Magnum Spirit

44 Magnum Spirit

44 Magnum Spirit


先代の仙台は暮しの中で密かに刃を研ぎ澄ましているんだよ

壮大な爆音はパレードだと思えよ寛大な

空軍“ハイヤー”は孤を描き速度をます

将軍は今や此処咲き北都を指す


眠れぬ夜にはテレビを付けているのさ

削れぬ層には天の声を待ち覚悟するのだ


44 Magnum Spirit

44 Magnum Spirit

44 Magnum Spirit

44 Magnum Spirit


宗教万歳 国家繁栄

国家斉唱 偉大国家

私は思うのだ

貴様らも銃を持つべきなのではないかと

逃げ舟は要らないのだよ



ストロベリーは畑で囁いている


そんなジョークを言ってないで

さよならをするべきなんだよ

忘れてはいけない筈だったろ

今までの言葉の踏み絵は何処に逝ったのだ

井戸の底に暮すグラスホッパーは

太陽を見て言うのさ

月のみが見守っているのだと


44 Magnum Spirit

44 Magnum Spirit

44 Magnum Spirit

44 Magnum Spirit


不通は伝わるには

遠すぎたんだよ

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