短編詩#2
『柿木』
友達を殺した
種を沢山
友達と一緒に穴へ入れた
友達は八年後に実を付けていた
骸骨が首を吊ってるのを
タイムマシーンでみた
後の私であるに違いない
『境界線の向こうは風のみぞ知る』
微風は向こうそっと
流れて行くのは
有刺鉄線を辿れば分ります
恐ろしい程にも青い大空と
寂しい限りの荒地のみが
野原を連れ去っているのです
蝶が理由も分からずに
境界線を跨いだ
あの遠い太陽に
吸い込まれる様に
その身を砂と化させたのだ
私達の知らない真ん中に
オアシスでもあると
知ったのでしょうか
『蒟蒻ゼリーは誤報です』
燃えるキリンが餓死したらしく、動物園が責任を問われていたが、食べ物に顔を近付けると灰になってしまうのが原因だった。
女子高生が痴漢をされて訴えたのだ。しかし相手は剥製でした。女子高生は本当に痴漢されたと主張するので、裁判官は女子高生に病院を勧めた。ストーカー、強○、など剥製にされると訴える女性が増えている。
小説を破り捨て作者に殴られた。最近は、1+1=1になると描かれているんだけどなんだそりゃ。所詮1+1=2なんだよ。間違って1余りにして、そこから―1の2で私強く生きるなんだよね。でも違うんだってね。最近は1+1=1を取り替えてやったり3になったりするんだってさ。素敵な作者を包丁で殺した。
こんな話を聞いた。男に軽く襲わせタクシーに乗らせる。着いたら金を貰い男と山分けだそうだ。私は二人を頭から山分けにしてもう一方は道路にあげた。車が事故って死んだ。精神的苦痛に襲われてしまったと道端にいた奴に私は訴えられました。でもごめんなさい、私は剥製なんです。原告はまた病院にいきました。
そんな奴ばかりだから、フルーツが畑でとれないんだよ。学習させてやらなきゃいけない。私は正しい正義であります。
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