核爆弾怪獣テポドン

陸に眠っている怪獣は

最近声を上げるようになって来た

そこの将軍が悪戯で突いて

私達の悲鳴で起こそうとしている


私は何を思って蒸発するのだろうか

何回目の空を見て逝くのだろうか

踏切が道を塞ぐその向こうには十字路があって

そこをずっと真っ直ぐ行く

そして川があるから

私は道路で干上がりかけたミミズを引っ掛けて釣りをする

そんな出来事が踏切の向こうにあって

それが最後の風景なら


ウルトラマン私はあなたに本当に来てもらいたい

M78星雲は小学一年生の頃に宇宙の本で探した

私は裏切りと小さな安心感に大泣きしたのを覚えている

私は突然蒸発したり

キノコ雲なんて眺めたくはない

私の三分あげるから

それで足りないなら幾らでも時間を上げるから

起きてしまった時に怪獣やっつけてよ

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