神速のエンジン

ハイテクなエンジンを積んでいるから

景色だけじゃなくて、世界も、宇宙も、次元も置き去り

全て追い抜いて誰にも辿り着けない自由へと

助手席には孤独が座っている

決して寂しくなんてないよ

だからほら、アクセルは常に踏みっぱなしだし

最初からブレーキが付いてないから

走り出したらもう止まれないんだ


神速で今を過去にしていく

どんどん遠ざけていく

そしていつか未来を突き破って

何も出来てない場所の色を知ったら

自然と止まった先で暫くは待っていられるかな


きっと私が思っているよりも早く

全ては生まれ変わり迫って来るような気がする

未来の先にいてもモタモタしてられない

あっという間に追い抜かれてしまうだろうな

ほら、追いついたからもう行かなきゃいけない

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