フーリガン

僕が生まれて何となく過ごしていて、それに馬鹿らしくなった小学四年生の時期があって、先生を沢山怒らせました。その先生は喜怒哀楽の怒以外無くなってしまい人間を辞めてますが、教師をしています。全てが鈍くなる老後には感情が無くなるんだなと思っています。自転車で坂を下る時速70で思い切り下る曲がり角から車が来て、僕は無傷で車にぶつかって川に吹っ飛ばされてる遊びをしていたりもした。トイレットペーパーをムカついた犬にもグルグル巻いて火をつけて火車がいたと水木先生に嘘をついたりもした。夜僕の目玉のお父さんが謝りに行ってるのを僕は知らないでいる。そして知らぬ間に貴女が側に居たのです。情熱的とかドラマチックな恋愛に馬鹿げていて、恋に盲目な奴等や携帯小説に盲点に沢山の唾を吐いていた。僕に同感の貴女が居たのです。互いに行き来するのはいつしか小さなアパートになっていて、そこに住んでいた小さな喧嘩みたいなのはあったけど何より笑顔が空間を埋め尽くしたんだ。朝早いのに僕の為に目玉焼きを焼いていてくれてるんだ。その日の晩嬉しいからお互い眠る数分の時に話したんだこれからはよく合う異性じゃなくてずっといる仲の良い夫婦にならないか。そしていつしか家庭を築くんだ。僕の仕事の隣にも貴女が居て子供が大人になって受け継いだら、僕は歳をとってるけど今の休日みたいにバイクに貴女を乗せて夏なんかは向日葵畑を見に行くんだ。そして死んだら貴女との灰を混ぜてもらうんだと語り貴女はうんと頷いた。


青春時代を終えたのに

子供みたいな暴れ方をするのをフーリガンと言うのです

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