環境保護団体の活動

部活からの帰りそれは昼で

ジュースを飲みながら帰っていると

環境保護団体の車が

ゴミの捨てられてる山の前で

何かをしていた

私はガードレールに右足をかけ

それを眺めて見ていた


私はゴミを拾うから

この人達もやってくれるんだろうな

だって環境保護団体だもんなんて考えていた

だけど「ゴミ捨て見てるぞ!」と

指の指した看板をハンマーで立てて行き

その直ぐ横にあるゴミなんて

見もせずに何処かに行ってしまった


私は失望した怒りが収まらず

環境保護団体に電話をした

「もしもし環境保護団体さんですか?」

「はいそうです。」

「環境保護団体さんはゴミがあったらそれを回収するのが仕事なんですよね?」

「そうです。」

「今日ゴミがあるのに看板だけを立てて行き何処かに行ってしまうお宅の車を見たのですが」

「いえちゃんと活動しています」

「あの看板はゴミが捨てられるのを見てるぞという看板ですが、ただ見ているだけで何もしないという意味ですね」

「ツーツーツ・・・」


正義の味方だって

助けるとは限らない

人を殺したとしても

無罪と言われる人もいる

世界は矛盾で出来ていて

同時に世界が求めるのは

「絶対」と「保護」って言葉なんだ

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