孤独と孤独
一人きりで
何かを作りあげる時
周りから見れば
それは孤独な作業となるらしい
あなたが手にしている本も
誰かが孤独のうちから
生み出したとして
あなたはその本に
文章の奥に
孤独を感じることは
ないかもしれない
僕の部屋には誰もいない
訪ねてくる人もいない
一つの機械が僕の前にあり
僕はそれに向かっている
僕の手元には
多くの物語があって
多くの孤独の結果があって
それがあるという事実が
僕の孤独を
孤独ではないものにしているようだ
孤独ではないと
思い込んでいるだけか?
孤独そのものが
思い込みではないのか?
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